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2009/06/16

全ての企業はゴーイングコンサーンであるべきか

いくつかの最近の経験から、ちょっとタイトルのようなことを考えました。

ベテランコンサルタントや経済通の方々にとっては当たり前のことなのかもしれませんし、下らないことなのかもしれませんが、選択というのはあるのかなと思って、ちょっと考えてみました。

ひとつは、ある方の話を反芻したのです。

自分が年を取る毎に自分の事業も年を取る。ならば、それに合わせて事業をやっていけばよい。

という話です。含蓄があり、納得できるところでもあります。ゴーイングコンサーン(継続的にやっていく)という点では、100%合致してないような気もしますが。

また、ある書籍では、

ブランドは老朽化する。そしてユーザーの老化も進む。ゴーイングコンサーンであるためには、ブランドをリニューアルし、対象ユーザーの若返りが必要である。

というようなことが書いてありました。これも納得できるように思いますが、ユーザーが老化したら、ブランドとともにその企業も淘汰される運命で良いのではないかとも思います。

もちろん、これは選択です。

自分の中で結論は出ていませんが、「後継者問題」というのも、こうした概念と同じ範疇のものなのかなと思うと、中小企業も避けて通れない部分なのかと考えました。

つまり、後継者というのは必ず必要なのかと。。。まだ、私はわかりません。

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コメント

驚きました。つい最近同じような話をしたばかりです。一時は勢いがあった飲食店が、オーナーシェフの高齢化に伴い料理やサービスが変化していき、お店の魅力を失っていくことがあります。それでもつぶれないのは常連客が存在し、その客も同じように歳をとっていくのでちょうど良いという具合です。無理に新しい顧客層に合わせる必要はない、一代限りのお店でいいのではないかということです。

## bourbonさん コメント感謝です。
おっしゃることと全く同じことを考えていました。

一代限りでやれるところまでやる。それが、生活を維持できるレベルならそれでいいという考え方。あるのかもしれません。

それを無理に私達が「こんな売上じゃダメだ」などというのは、ちょっと違うのかなと思ったのです。

いろいろな考え方があってよい世の中ですよね。

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