場当たり的な対応
ある研修企画で実習をしているのだが、その実習では「ヒアリング」のセッションがある。実習の課題になっている企業は、実在する企業で一定以上の時間をかけて、その企業のシステム開発の前段階に関与した都合上、情報はかなりもっている。当然、実習時には、企業がどこなのかわからないようになっている。
ヒアリングセッションをする際、ヒアリングを行う研修受講者から「場当たり的な回答があった」との指摘をアンケートで受けた。恐らく、私の返答の仕方がそういう風に感じられたのだろうと思う。この点については、全くの私の非であろう。そういう風に見せずに回答するのがコンサルタント、そして研修講師としてのプロフェッショナルな仕事だと思われるからである。
しかし、前述のようにその企業のことはかなり知っているのである。質問の内容がポイントを突いたものでなかったり、重要でない枝葉末節の部分に対するものである場合、その「重要でないということ」を意図として伝えるためには、場当たり的な回答が一番だと思ったのである。しかし、これが伝わらない。この点もまだまだ私のスキルが足りないというこなのだろう。悩むところである。
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