つぶれるべくしてつぶれた自転車屋
私が住んでいる地域にあるある自転車屋がどうも閉まったらしい。自転車屋さんは、外部環境的には、いわゆるディスカウントストアや郊外型のGMSなどにやられて、かなり厳しい状態にあると思う。でも、正直、その自転車屋さんが閉まった直接的な原因は違うところにあると思う。
実は、以前、その店に自転車を持ち込んだことがある。ブレーキに異音がするため、気になって持っていったのである。ところが、
「そんな音は気にせずに乗りなさいよ。なおりゃしないんだから。」と、とっとと帰れと言わんばかりの対応。それもペットの犬を抱いたままでの対応だった。
つぶれるべくしてつぶれたと思う。外部環境に対応していなかったことももちろん原因のひとつだろうが、内部環境自体に大きな問題を抱え、商売をやる気が無かったんだろうと思う。こういう中小企業を助けるのは、正直に言って、気が重い(今のところ、そういうところとはお付き合いしていないわけだが)。
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東京に住んでいた頃、近くのコンビニで似たようなことがありました。FCの店主の対応です。やはりほどなく閉店しました。税金を使った商店街支援も、一律ばらまきではダメだということを痛感しますね。
投稿: bourbon | 2008/07/08 07:45
## bourbonさん コメント感謝です。商店街支援はやる気のあるところに重点的に+成果を共有できるしくみ作りが必要のように思います。
投稿: kaits | 2008/07/08 21:33