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2008/06/04

新入社員と中間管理職

日経産業新聞に、NTTレゾナントが実施した「新入社員調査」と、アルーが実施した「中間管理職の意識調査」が同じ日に掲載されていた。タイミングを見たわけではないだろうが、なかなか面白い。

どちらも、自分自身がどう思っているかについて聞いている。「新入社員調査」では、入社前のイメージと現実の何が違うのかを聞いている。その1位と2位が、普通のサラリーマンがよく飲み屋で言っている「給料が安い」「残業が多い」といったものだから、面白い。新入社員の時からそういっているのでは、この先、もっと言いそうだ(^^)

希望もある。第3位は、「仕事の難易度が思ったよりも高い」というものである。スキルアップの必要性を感じているととらえたいが、逆に壁を感じている可能性もある。第4位の「仕事が思ったよりつまらない」というのは悲しい。恐らく、与えられるままということなのだろう。前向きにとらえて欲しい。

と、やっぱりここまでは、新入社員的である。つまり、受け身で自分がどう思っているかを判断させるような設問になっているのである。一方、中間管理職調査は違う。自分への採点である。

平均点は65点だそうだ。思ったより、個人的には高い感じがする。新聞記事では「辛口の自己評価」と書いてあるが、決して低いとは言えないと思う。自己採点は本来、厳しいものであるべきだと私は思う。61~80点をつけた人が43%近くいることに驚きがある。80~100点も12%近くいる。これもびっくりだ。

もちろん、こうした自己評価というのは、その時の環境や気分などにも左右されるだろうから、一概には言えない。だが、新入社員と同じように「外部の環境を完全な受け身で」とらえてはもらいたくない。ビジネスパーソンを長くやっているのだから。

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