こころと坊ちゃんの差
夏目漱石と私はどうも100歳違いらしいのであるが、先日話したとおり、こころと坊ちゃんが一冊になった文庫本を読んでみた。しかし、この2つの小説を1つにするって、どういうことかと読んだ後、改めて思ってしまった。
一方は軽いタッチの小説。もう一方は、あまりに重い人生への強い想いというか、哲学。
どちらが好きかといわれたら、一も二もなくこころなのだが、それは私の性分から来ているのだろうと思う。久しぶりに読んだ小説がこの2つだから、なんだか少し後味も悪いような、そうでもないような、不思議な感じだ。
こころが重いというのを知っていたので、先にこころの方を読んだのは正解だ。坊ちゃん→こころといったのでは、きっと一般の人たちは重い感じが残ってしまい、良くない。こころを先に読むことをお勧めするのである(^^)
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