逃げ道のない論理は、相手を疲弊させる
「相手に逃げ道のない論理は、相手を疲弊させ、論理的には正しいと感じても、腹に落ちない」
ような気がします。自分もそうなっていないか、反省するところがあります。ましてやその論理内に、権威や権限のある人や有名人の事例などが入っていたり、一般的に、世論としてその方向が大勢になっていたりすると、さらに逃げ道がなくなります。
そうなると相手はどうなるか。その論理の結論に疑問を持っていたとしても、論理では逃げ道がないので、納得せざるを得ない。ただ、感情的には、腹に落ちない。
で、ひとつおもしろいことがありました。同じ結論を違う人から違う方法で聞きました。結論は同じなのですが、論理の展開や結論へのアプローチ方法が違うのです。一人の方の結論はスムーズに受け入れられ、そして感情的にも全くしこりがない。
もう一方の結論は論理的には理解できても、感情的にはしこりが残り、また、それが相手に伝わる。結果、相手も伝わっていないのではないかということで、結論を何度も押してくるので、余計に腹に落ちないという悪循環が起こる。
かなり、抽象的な話ですみません。でも、自分自身、気をつけなければならないなと反省をしたところです。
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何か具体的な事例が身近にありましたか。これ、私は身に染みるんですけれど・・・。
投稿: bourbon | 2007/06/12 20:09
## bourbonさん
コメント感謝です。具体的な事例ですか。えっと、コメントを差し控えさせていただきます(爆)
投稿: kaits | 2007/06/12 23:47