ODMという選択肢
OEM(相手先ブランドによる生産)は良く聞きます。ニンテンド-のファミリーコンピュータなどはよく言われる事例です(もうずいぶんと古いな)。これに加えて、ODM(相手先ブランドによる設計・生産)というのもあるようですね。これだと、製品企画だけをやってあとは外の製造業者に設計から任せるということになります。ブランド力や営業力が強くないと全く機能しない選択肢と言えますね。
考えるに、新しい技術やノウハウを利用した製品には向かないですね。成熟した市場に投入する枯れた製品群において、ちょっと気の利いた製品や過去の製品の更新需要を満たすようなものなどには適していそうです。自社だけでなく、他の企業にもこうしたことを依頼することによって、製品ラインナップをそろえたり、独自性のある製品を増やしたりすることができそうです。
きっと課題は、品質の確保やブランドイメージの統一感維持、販売網上の流通をどうするか、契約、製品の安全性確保などなどいろいろあるのでしょうが、それらを払拭するだけの価値もありそうですね。
ざっくりいうと、いわゆるアウトソーシングの一種だとも言えます。
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