アクセス実績に応じた課金システムは負担が少ないか
バーチャルモール、またはインターネット商店街、もしくは仮想商店街と呼ばれるような、楽天、ヤフーショップに代表されるネットショップの集まりがいろいろなところにある。大手では、大体、月額いくらという値段が決まっている。通常価格だと、Yahoo!ショップは、39,800円/月で、ロイヤリティが最大2.8%のようである。楽天だと、同じように39,800円/月のプランもあるが、ロイヤリティは最大5%のようである。
ある企業(プレアという会社)が、アクセス実績に応じた課金をする仮想商店街を始めたそうである。月額525円の基本料金とアクセスしたら2円、決済ページにアクセスしたら5円という低価格である。さて本当に安いか。
ある例を使って計算してみた。
例では、次のデータを使った。アクセス数は月間2475アクセス。注文数が8で、売上金額は57780円である。この条件で、Yahoo!、楽天、プレアのWillmartの3つを比較した。結果、
- Yahoo!が22,400円(一番安いプラン)
- 楽天が42,689円
- プレアWillmartが5,515円
さあ、これでこの一番安い仮想商店街で出店することは決定である。ということはない。やはりこういったものは総合的に判断するものである。
実際には、ショップの機能性(出店のしやすさだけではなく、操作性や関連販売機能などの充実度)、課金制度の詳細、顧客が集まるのかどうかなどいくつかのことを考えなければならない。簡単には決まらないのである。
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