インターネットの新しい押し売り(ポップアップ広告)は、手間がかからない
IPAによると、あくどい、ポップアップ広告がその勢力を広げているようです。どうも、あるホームページに行くと、「あなたのパソコンは危険な状態なので、すぐにプログラムをダウンロードしろ」という情報が出るようです。もしくは、「このソフトをダウンロードすれば、ウィルスの除去が簡単に出来る」というようなうたい文句のようです。
ダウンロードすると、「ウィルスに感染しているので、対策ソフトを購入せよ」とのメッセージが出るそうです。それも、ポップアップが繰り返し、繰り返し出てきて、作業が中断されるとのこと。最悪です。
よく、パソコンを使っていると何かの問題でエラーメッセージのポップアップが出続けるなどということが、ごくたまにありますが、ごくたまにあるだけでもかなり頭にきます。こういう場合には、強制リセット!ということになり、再起動後は何事もなかったように動くのが通常でしょう。
ところが、このポップアップ広告はずいぶんと性質が悪いらしく、再起動してもポップアップは続くらしい。根負けしてやむを得ず購入する人もいるらしい。うーん、なんだかドラマで警察が自白を強要するシーンのようだ(あくまでもドラマです)。
どうも記事からすると、検索エンジンの有料広告などを利用しているようです。スパムメールもコストが低いことがその手法をサポートする要因になっていると思われますが、検索エンジンの有料広告も1クリック7円など安価ですから、同じようなことになっているのでしょう。
いいものが出てくれば、それを悪用する人も出てくる。表裏一体とはいえ、そういう人が後を立たない世の中って、かなりさびしい気がします。
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コメント
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こんにちは!oratakiです。
グーグルのポップアップ・ブロッカーを利用しています。これならブロックできそうな気がするのですが、それも通り抜けちゃうのかな。
投稿: orataki | 2006/06/05 22:34
## oratakiさん もちろん、そういうものを既に導入済みであれば、防げるんだろうと思います。まあ、要はまだそういうものを入れていない、意識のない方が支払わせる対称なわけですので。
投稿: kaits | 2006/06/06 05:40