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2006/05/08

監視ツールを前向きに

BCNの記事「監視ツールの評価が様変わり」を読んで。


監視ツールというと“監視”という言葉から、どうしても性悪説に立ったものとして捕らえられがちです。確かに、私自身、そういう風に捕らえていますし、監視ツールを導入する企業や監視ツールを販売する企業も性悪説に立っているのではないでしょうか。


導入される社員にとって見れば、自分が監視されていることにいい感じを持つことは少ないでしょうから、完全に疑われているという風に感じるでしょう。しかし、そう見ない人々もいるようです。

というのも、記事によれば、「監視されても全く問題ない」と考えている社員がいるということです。まあ、そういわれてみれば、私も監視されたところで、別にへんなサイトを見ているわけではなし、情報漏えいをしていることでもなし、全く問題ないわけです。


むしろ、監視してもらうことによって、

いかに自分がまじめにやっているかをアピールできる
という捕らえ方もできるということです。なるほどねぇ。


でも、それって、かなりいい加減な人たちがたくさんいて、その中で突出してまじめに取り組んでいる人がいる場合に限られるような気もします。たくさんのまじめな人がいる日本の企業では、そう突出してまじめさをアピールできる可能性は少ないような気もしますから、結局のところ、性悪説に基づいたツールの導入に反旗を翻すほどにはならないようにも感じます。


とはいえ、そういう風に前向きに監視ツールを捕らえるというのは、感心すべき点として評価されるべきでしょうね。

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