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2006年5月の記事

2006/05/31

日本のサーバーの出荷は増えている

IDCジャパンさんによると、国内のサーバー市場は10%増えたそうです。でも他の日の日経を見たら、国際的には頭打ちというような記事も踊っていました。


国内で好調なのは、パソコンサーバーのようですが、通信関係の企業ががんがん買っているようです。で、中小企業はというと、そんなに買っているように感じられません。


でも一方で、NECさんあたりは、中小企業向けのシステム構築部隊を増強したりもしています。これから営業をかけて、増やしていこうということなのでしょうか。

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2006/05/30

大ストレージと小端末

ここのところ、製品関係のことを書いていないので、久しぶりに新製品に対する感想を書いてみようと思います。ひとつは、世界に名だたるストレージ企業、日立製作所さんのSANRISE USPという製品。もうひとつは、PFUさんのスマートPOTという小型のキオスク端末です。


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2006/05/29

将来、独立することを見据えて

私の所属する中小企業診断協会 東京支部 城南支会の新入会員歓迎会が行われた。まれに見る盛況ぶりだったと感じた。oratakiさんも書いていらっしゃるとおり、ほぼ必ずこの先輩診断士の話というのがある。実は、私も2年ほど前にやらせてもらった口です。参考になったかどうかわかりませんが。それから、いろんな人に会えるのもこうゆう場だったりしますね(ね、miki_rengeさん


そして、その後は新入会員の自己紹介である。タイトルにある「将来、独立することを見据えて。。。」という枕詞を使う人が増えているように感じる。しかし、これは私の持論ですが、大体そういう風に言っている人はそうそう独立しないです。定年近く、または定年扱いになるまでは会社で働く傾向があるように感じます。

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2006/05/28

ウェブ進化論は、気になる点がいくつか

ウェブ進化論、これまた遅ればせながら読みました。かなり遅れていると思うが。。。まあ、それはおいておいて、また国家の品格張りにコメントを書いてみようと思う。

全体的には、皆さん、ご存知のとおり、面白い内容です。こんなこと、起きているよなぁ、と思うことがたくさん書いてあります。

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2006/05/27

研修講師は診断士の仕事ではない?

いろいろなところで、この「講師業は中小企業診断士の仕事ではない」という言葉を聞きます。つい先日も聞きました。確かに、単なる「インストラクター」はそうなのかもしれないと私もなんとなく思います。でも、全ての講師業がそうだといわれるとそれには反論をしたくなります。


といっても、大した反論ではないのですが、「新人研修などは、意味がない」という勢いでまで言われてしまうと、やっぱり「そうじゃないけどなぁ」と思います。


スタンスの違いだと思うのですよね。単に、新人に「ビジネスの基本」を教えるというだけであれば、そうなのかもしれませんが、違う考え方だってあると思うのです。


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定年の廃止は既定路線でしょうか

定年の廃止は既定路線でしょうか。日本マクドナルドが定年制を廃止したそうです。おっと、orataki氏も注目のようだ。


ただし、定年制の廃止がそのまま、雇用の延長、労働者側から見た安定の確保につながらないという点は気をつけたいところかな。企業側だって、全員を雇用しておくわけには行かないであろうから、やはり一定の枠組みの中で不要と思われる人材については、定年とは別の形で流動化させる必要が出てくると思うからです。


そうなってくると、定年がどうこうではなく、社会全体の雇用状態が流動化するのがこれによっていっそう促進されそうな気がします。定年廃止が既定路線となって、その流れで一気に雇用の流動化が進みそうな感じを受けますが、これは考え過ぎかな。当然、企業ごとに対応が変わってしかるべきですしね。

2006/05/26

国家の品格は、難しい

国家の品格をやっと読みました。周囲の人たちはすっかり読んでいるようでしたので、周回遅れです。ですから、感想とかも変ですが、気になったところを少しだけ。

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2006/05/25

中心市街地活性化への役割

中小企業診断士は、この中心市街地活性化への役割が大きいと思う。まちづくりという点が商店街や小規模な小売店などに強い影響を及ぼすからですね。そういう意味で、多くの中小企業診断士が中心市街地活性化を支援する姿が見られるということになります。私が所属する中小企業診断協会 東京支部 城南支会にも、まちづくり研究会なるものがありますしね。


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2006/05/24

Skypeと何が違う?日本発freep

freepは、日本発の無料IP電話サービスソフトである。freepの名前の由来はなんとなく、想像がつく(^^; しかし、Skypeと何が違うのだろうか。見えない。ブロードバンドウオッチに記事があった。それから、こちらにもblog記事があった。


この記事を読む限り、特にSkypeとの違いを打ち出しているような点は見当たらない。しいて言えば、ローソンで販売されることや、カード(無料だが)が必要なことである。Skypeが持っている機能であるSkype OutのようなSkype以外に発信するような機能も持っているようだが、通話料金はそんなに安い感じではない。


2007年末に100万人の獲得を目指すそうだが、正直、どのくらい伸びるのかわからない。まさにこれは、ネットワークの外部性がなければならない事業なので、会員数が物を言うわけであるが、その会員数を伸ばす仕組みが、他社との提携依存で本当に大丈夫かと不安になる。って、私が不安になってどうするのだろうか。

2006/05/23

特殊な中小企業診断士たちなのでしょうか

すごいひとたちに触発されて


診断士受験生時代の仲間とは、できるだけ会うようにしているが、毎年1回集まっている(去年は私も参加できなかったのだが)人たちはちょっと特殊な人たちなのかもしれない。


その特殊な人たちは仕事の都合で、入れ替わり立ち代わりその会合へ参加してくるわけだが、僕が参加したときには、9名いた。うち、7名は独立開業しており、そのほとんどが我々中小企業診断士がひとつの目標とする最初の売上金額を3年以内に達している。


中小企業診断士が独立して、その目標を達し、そして事業を続けていくというのは、人に聞くと難しいらしい。足の裏についた飯粒(取っても食えない)などといわれるからである。


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淡路瓦は日本の工芸品

淡路瓦は日本瓦の三大産地の1つ、淡路瓦には淡路鬼瓦という伝統的工芸品があった(淡路オフ1日め)に便乗して


淡路瓦は日本の工芸品ですね。しかし、本当に不思議ですよ。あの赤い土が、いろいろな加工を経て、黒光りというよりは、銀色に光る淡路瓦に変わるのは。


淡路鬼瓦は、人間の手でひとつひとつ手作りでした。やはり、お客様の要求にきっちりとこたえるためには、型でとったような鬼瓦ではいけないようですね。それに、1つ1つの注文ごとに型を作っていたのではきっと儲からないでしょうね。


株式会社タツミの会長、社長にはお世話になりました。ぜひ、今後もよい瓦作りに貢献していただきたいと希望します。


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2006/05/18

今日はクリーニング店

今日はクリーニング店に支援に行った。この時期、クリーニング店はすごく忙しい時期をやっと越えたところのようで、前回の支援以後、全く宿題等もできていないとのことであった。正直、困った。


でもまあ、やりたいことはわかっているので、それに沿って少しずつ進めた。今後も継続的に支援できるかどうかはまだ決定していないが、やる気のあるところは支援を続けたいといつも思う。って、そればかりやっていると「食えないぞ」と周囲にしかられそうですが(^^;


私のホームページの支援実績に概要を書いてあります。

2006/05/17

新規さん、増えました

今日は、支援先であるケーキ屋さんに行ってきた。そこで、いわれた言葉、「新規のお客さん、増えてますよ」はとても嬉しかった。どうも、ホームページを開設した効果だということである。


実際、電話での注文が増えていることや、電話口でお客様が「ホームページを見ながら話している」ことが感じ取れるようなこともあったようである。素晴らしい。


こういうことが起こると、良い循環が回り始める。次はこれをやってみたい、あれをやってみたいということになるものである。しかし、このケーキ屋さんの社長は素晴らしい。「そう急ぐことはない。着実にできることをしっかりやっていくべき」との考えである。スピードも大切だが、できないことをやろうとするのは到底無理だということである。


先方が嫌がらない限り、私はこのケーキ屋さんとは今後も付き合って行きたいと希望している。もっと良い循環が出てくるといいと思う。

2006/05/14

Skype、New Version 2.5

何が良くなったのか良くわからない(爆)が、どうもSkypeバージョンアップ(ベータ版)が提供され始めたようである。


Skypeのトップページでは、SkypeCastとかいうツールもベータ版で提供され始めているようである。どうも、聞くところによると、最大100名でネット会議ができるらしい。おもしろいのは、議長が指名しないと発言ができないらしい(都合がいいな、爆)


で、ついでにSkypeOutの料金を見た。1分3円らしい。国内は統一なのかな。モバイルへは20円位らしい。うーん、安いな。PHSからだと26円だからな(ただ、30秒単位での課金)。NTTからは、モバイルへは大体20円。Docomoへは18円になっているな。固定電話に短い時間で掛けるときにはSkypeが一番安いっぽい。NTTはとにかく3分までは8.5円だからな。しかし、掛ける時間を見極めて使い分けるのは面倒でもあるな(残念)

2006/05/13

中小企業のIT化、進んでる?

IDCジャパンノークリサーチで対照的と思える調査結果があったので、ちょっと考えてみました。


IDCジャパンでは、ERP周辺のパッケージソフト(SCM、ERM、CRM等)の導入状況を調べてます。その中で、中堅、中小企業では大企業に比較してそれらのパッケージ導入意欲は低いと判定しています。


一方、ノークリサーチは、中小企業の半数以上が新規、または入れ替えでサーバーを導入する予定との調査結果を発表しています。その際、ERPの導入率は低いが、財務会計や人事管理、販売管理は主流を占めているとのこと。いったい、どっちなんでしょうか。

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2006/05/08

監視ツールを前向きに

BCNの記事「監視ツールの評価が様変わり」を読んで。


監視ツールというと“監視”という言葉から、どうしても性悪説に立ったものとして捕らえられがちです。確かに、私自身、そういう風に捕らえていますし、監視ツールを導入する企業や監視ツールを販売する企業も性悪説に立っているのではないでしょうか。


導入される社員にとって見れば、自分が監視されていることにいい感じを持つことは少ないでしょうから、完全に疑われているという風に感じるでしょう。しかし、そう見ない人々もいるようです。

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2006/05/07

Norton Internet Security

2006_05_07_spamNorton Internet Securityのバージョンを上げた。すると、一気にスパム認識がおかしくなった。これまで正常とみなされていたメールががんがんとフィルタにかかる。正直、これは困った。新しい日課が増えてしまった。それは、スパムと認識してしまった正常メールの復活作業とフィルタの調整である。ここ数日、これをずっとやっている。結構大変である。


しかし、まあ、この数日で少しずつ調整してきたこともあって、だんだんと認識が以前に近くなっては来ている。でもまだ安心できる感じではないのである。上記の画像はその調整をするための電子メールのログを管理する画面である。3ステップ踏まないとこの画面にはたどり着かない。


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2006/05/05

ウィルスなんて怖くない

IPA調査


ざっくり言うと、年齢が低いほどウィルスを脅威と感じていないということらしい。それも感染したことがあるにもかかわらずである。怖いもの知らずということなのか。またスパムメールへの関心もあまりないようである。ウィルスなんて怖くないといったところだろうか。


理由を考えてみよう。

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2006/05/04

商店街のトイレ事情

日経で「トイレ不足 商店街が最多」都のモニター調査という記事を見た。


仕事で商店街に行くことがちょくちょくあるが、確かにトイレは困る。長時間いる場合は、特に困る。買い物に来るお客様も同じだろう。よって、デパートなどが行きやすくなる。サービスで負けてしまうということだ。悔しい。


以前、品川区のある商店街で大規模なアンケートをとったことがある。その際にもやはりトイレが欲しいという消費者が多くいた。他のある商店街では、店にあるトイレをご自由にどうぞと貸しているところがあると聞いた。それも店頭に立て看板まで立てて、「どうぞお使いください」と。


そうでもなっていれば、遠慮なく使えるかもしれない。

2006/05/02

正規社員もいろいろです

非正規社員もいろいろに触発されて。非正規社員は本当にいろいろなタイプが良そうです。こういう分類さえもできないほど、種類があるんじゃないかと思ってしまいますね。


これを読みながら、正規社員もいろいろであると感じます。非正規社員の分類を正規社員に当ててみると、

  1. 理想の職場追求タイプ:多分、転職を希望している
  2. スペシャリストタイプ:世間に通用するスペシャリストなら企業は歓迎すべき正社員
  3. 仕事そんなに大事じゃないタイプ:これはぶら下がりそのものかも
  4. とりあえず就職タイプ:仕事に目的はなく、会社にいることが目的
  5. 正社員疲れちゃったタイプ:これは正社員にはいないかな
  6. 仕事大好きがんばりやさんタイプ:実は正社員にはこんな人はいないかも
  7. なんとなく働きたいタイプ:正社員という意味では、とりあえず派と同じか

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2006/05/01

人手不足

景気がよければ、それはそれで悩みがあるものである。今日、ある商店街へ行った。その際、ある商店で「人手不足で困っている」という話を聞いた。


確かに、町の小売店に就職してくれる職人(職人が必要な小売店である)はなかなかいない。やはり大手の企業に就職したいという気持ちはわからないでもない。しかし、その店にはその店なりのこだわりや思いがあるものである。それに共感する職人が出てくればいいなと思う。


私も含め、そういう境遇におかれると、「人手が足りないから、これができない」という風に思い込んでしまう。これは人間誰しもそうだと思う。しかし、そこで、「こうしたらできるんじゃないか」「こうしてみたらどうか」という試行錯誤や頭を一生懸命に使うことを忘れてしまうのは悲しい。


自身、反省である。

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