バージョンアップのうがった見方
アウトルックエクスプレスがバージョンアップされ、ウィンドウズ・ライブ・メールの名前で改良されるようである。迷惑メールフィルタやウィルス対策などが追加されるようであるが、どうもうがった見方をしてしまうのは、私がおかしな性格だからか。
私は、秀丸メールを使っている。これは、エディタが非常に使いやすいからである。すごく単純なのだが、本当にそれだけである。他にもたくさん機能がついているが、使いやすさと安全性が両立しているような気がする。何より、情報(悪い情報も含めて)がきちんと提供される点が心地よい。
一方の大手メーカーはどうかというと、なかなかわかりにくい。だからこそ、機能が追加されるとなんだか、リスクが増えてしまうような気がしてしまうのである。今回のマイクロソフトのメールソフトも、マイクロソフトが提供するウェブメールとの連動機能があったりするようだが、なんだかその辺から情報が漏洩してしまうとか、メールアドレスを引き抜かれて、迷惑メールが増えるとか、心配してしまう。
フランスがiPodを狙い撃ちした法律を作るという話もあるらしいが、「競争の促進」に名を借りた狙い撃ちによる企業いじめのようなものはどうかと思うが、一方で一企業が市場を独占する危険性も確かにある。市場にいる我々が、そういうことを意識しながら購買するのも健全な市場を育成するのに必要なのかもしれない。そういう意味では、私のうがった見方も悪くはないか。
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