ある駅で
ある駅で世の中というのはいろいろな人がいるものだと感じたので、ちょっと書いてみます。別に何の他意もありません。ただ、いろいろな人がいるなぁと。
ベンチで座って話をしている若い高校生風の2人組は何か本を見ながら話している。そして、片方がおもむろに自分の学生服を脱いだと思ったら、ベンチの下に押し込む。おいおい、汚れるだろ。お構いなしにそのままにして、次はかばんから棒付きの飴を取り出し、ぺちゃぺちゃと音を出してなめ始める。口の締りが悪いらしい。
その隣では、なんだか薄い新聞を読む中年の女性。大見出しには、宗教団体の活動を思わせる文言が踊る。真剣なまなざしでその新聞を読みふけっている。
そうかと思うと、私の前を頭をぼりぼりと掻いた大きな荷物を抱えた人が通り過ぎる。異臭。そのすぐ後をいまどき見なくなってきたガングロ少女が追う。
私の隣では、私と同じくらいの年だろうか、おなかがすっかり出てしまったサラリーマン風の人。足を投げ出し、人が通るのもお構いなし。逆に躓こうものなら、食って掛かりそうな顔つきで前を通る人を見ている。しばらくすると、眠ったようだ。寝息が段々大きくなる。
おっと、電車が来た。私はそそくさと違う車両へ。
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