無機EL
有機ELというのは良く聞くと思う。が、有機があるんだから、無機もある。クラレと茶谷産業という会社が、低電圧で駆動する発光材料を開発したようです。
新聞記事(日経産業)によると、これまでは高電圧でしかこの無機ELは発光しなかったようですが、3~10Vの直流電源で動くようにしたそうです。3Vというと、パソコンでいうとPCMCIAなんかでも使われる3.3Vに近いので、パソコンなんかにも応用できそうです。
有機ELに対するメリットは、輝度が桁違いに明るいこと、また耐久性が2倍以上となっていることのようだ。2008年3月に千億の売上を目指しているということだから、うまく行けば2007年には登場しそうだ。パソコンがより薄くなる日も近いかもしれないぞ。頼むぞ。
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» クラレ、茶谷産業と,無機EL製品の共同開発に関する合弁会社を設立 [うぇブログ-tadashi's BLOG-磯谷商店IT事業部]
茶谷産業が発明した超高輝度無機EL発光材料の動きが活発ですね。価格が安ければ画期的です。日経産業新聞(2006/03/17)によればクラレの投資金額が、新規事業分野の投資が2000億円です。そのうち、無機ELがどのくらいの割合を占めているのかで、クラレの本気度が計れるでしょう。... [続きを読む]
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