リメイクに見るヒント
ハリウッドでは映画のねた切れだそうで、日本をはじめとしたアジアや海外(ハリウッドから言えば)の映画をハリウッド風にリメイクするのが流行のようです。ご存知のとおり、主にホラー物の日本映画がリメイクされていました。
以前、テレビで「ハリウッドでこれが受けるのは日本的な恐怖が認められている」というコメントをしている人がいました。「本当の恐怖を感じたときには声なんて出ないものだ」ということを言っていました。
が、今朝のSankei Business-iを読むと違う見解。テレビでコメントのあったリメイク映画とは違うものでしたが、日本のホラーなど怖くはない、逆に笑いとして受けているということ。どっちが本当かは判断できませんが、どちらも本当かもしれません。
それよりもこのリメイクにヒントが隠されているように思いました。それは、「Shall we dance?」のリメイクです。日本でもこの映画がヒットしたことで、社交ダンスが流行しましたね。私は大貫妙子さんのあの歌声がとても好きなのですが、向こうのリメイクでもあの曲は流れているのでしょうか。ま、それはおいておいて。。。
リチャードギアとジェニファーロペスが出ているこの映画を誰が観ているか。海外でも老夫婦が見ているようです。私もカリフォルニアに2ヶ月いたときにはよくシネマコンプレックスへ行っていましたが、ほとんど老夫婦なんて見ない。なのにこの映画は老夫婦・中高年の夫婦が観ているそうです。シネマコンプレックスに通いなれていない人々を呼び込んでいるという点がすごいですね。
何を言いたいかというと、映画は最近、若い人たちが見るもののようになっていますが、老夫婦や中高年の夫婦だって見たい。そういう人々をきちんと呼び戻しているところがすばらしい。「新製品は新しい市場の既存製品だ」と言った方がいます。まさにそのとおりだと思います。これに加えて、「過去の市場に新しい製品を投入する」ことも効果があるということを加えたいと感じる情報でした。
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