白色LEDの威力
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LED、LED電球を販売しておりますインパクト・アイ岸本と申します。
LED照明に関しての記事を拝見させて頂き、現在のLED電球、照明の価格性能についてコメントさせて頂きます。
現在、LEDを使用した電球、照明の明るさは20W白熱灯電球と同等と言われてます。
蛍光灯のW数(消費電力)はランプのW数表示(○○W形)とは異なりますが、LED照明でよく見る電球型と現在の蛍光灯を同W数の値段比較してみると、LED電球、照明は消費電力が蛍光灯の約1/2の消費電力と発光寿命が蛍光灯(種類によって異なる)6000~12000時間に対し、LED電球、照明は100000時間
(白色はその半分)の特徴があり、低発熱で蛍光灯に使用されているような水銀などの有害物質を使用してません。
値段の方はというと、直管蛍光灯は350円~1000円、環形蛍光灯は690円~2000円が定価として売られています。LEDを使用した電球、照明は3000~10000円以上が定価として売られています。単純に計算して10倍の値段差があります。
双方の一番安い価格で寿命までの電気代を計算してみますと下記のような結果がでました。
1.蛍光灯20W
蛍光灯代:350円x1本(寿命約6000時間)=350円
電気代:20W(消費電力)x6000時間x0.023円(電気料金)=2760円
合計 :3110円
2.20W相当のLED電球、照明
電球、照明代:3000円x1個(白色寿命約50000時間)=3000円
電気代:2.5W(消費電力)x50000時間x0.023円(電気料金)=2875円
合計 :5875円
単に見比べればLEDの金額が高いように思えますが、寿命時間が約8倍でこの値段なのです。
すなわちLEDと同じ寿命時間の電気代を考えると、蛍光灯を8回交換した金額と8倍の電気代になり、計算すると、
3110円x8倍=24880円
LED電球、照明と蛍光灯の差は24880円-5875円=19005円
LED電球、照明は同等W数の蛍光灯と比べて19005円ものコスト削減が出来る結果になりました。
現在のLED照明は室内照明に使える程の明るさはありませんが、装飾照明、間接照明として使用するに充分な性能を持っていますので外灯、門灯に使用できると思います。
投稿: 岸本 考司 | 2004/11/04 19:23
詳しいコメントをありがとうございました。意外とコスト的にも合うものなんですね。問題はやはり明るさなんでしょうかね。50000時間というと、約5年ですね。6000時間というと1年弱ですが、蛍光灯、それほど替えているようには思いません。よく「蛍光灯は端が黒くなったら替えないと電気代がかえってかかる」と聞きます。そういう状態で使い続けているんだろうなぁと改めて考えました。
投稿: kaits | 2004/11/05 08:07