共同業務システム
地銀十行が進めている共同業務システム。千葉興業銀行が京都銀行に続いて使用を始めたそう。地銀だからできるんだと思う。千葉興業銀行にお金を預けたり、借りたりする人が、京都銀行から同じことをするかというとしないだろうから。地域に根ざしているからこそ、こうしたことが出来ると思う。
ひとつ疑問は、それぞれの地銀は同じサービスを実行するのだろうか。土地土地の特徴を活かした融資制度やサービスなどを展開しないのだろうか。そういう部分は別のシステムを立てて、いくということだろうか。その辺は新聞記事などからはちょっとわからない。
まあ、ある程度は商品の設計などをデータベース化することによってカスタマイズは出来るんだろう。また基幹システムのみの移行だろうから、付随する独自機能については別途システムをやっぱり立ててるんだろうな。一体、それでコスト(特に運用コスト)はどのくらいカットできたんだろうか。3割くらいカットできているのであれば、それは大きい。ぜひその分を預金者に戻してもらいたいものだ。銀行員の給料を上げるんじゃなくて(爆)
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近年、複数の企業でのシステムの共同利用の事例が散見されます。これについての見解を [続きを読む]
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