まずいぞ、IT産業
IT系の産業である情報処理サービス、インターネット関連等の廃業率が開業率を上回ったらしい。(国土交通省調べ:なんで経済産業省ではないのかは事業所数で見ているための様子)
10.7%の廃業率に対し、10.5%の開業率らしい。調査3回連続で減少しているそう。情報処理サービスはひどいらしく、インターネット系は参入が活発らしい。
ネットの普及で地方立地の問題も解消されると見ていたようだが、肩透かしを食らった形らしい。
先日、地方の市役所の方とも展示会などで話したが、その地方にIT産業が根付くには、やはりITを使ってくれる企業がその地域に根付かなければならない。結局のところ、使う人がそこにいるかどうかでビジネスは決まるし、ネットがいくら普及したからと言って、現在の状況では「人と会う」こと以上にコミュニケーションを円滑に取れる方法はない。もちろん、電子メール等を併用することを否定するものではないが。
そこに気づいた人々が、うまくネットとリアルを組み合わせて仕事をしてくれると良いと思う。そこにIT産業の発展の種があるのではないかと期待している。
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