クローンタウンとは厳しい指摘
イギリスでは「チェーン店」の拡大によってどこの街も同じような店しかない「クローンタウン」が発生してしまうぞという指摘をしているシンクタンクがあるそうです。
元々、「ハイストリート」と呼ばれる地元密着の老舗企業などが集まった店に人が集まり、商店街を形成していた傾向が薄れてきて、チェーン店ばかりが並ぶ商店街ができつつあると警告しているそうです。
翻って、日本はどうでしょうか。均質化が見られると感じます。どこに行っても、大手コンビにはあるし、最近は薬局とファーストフードチェーン、そして大手の電気小売など。極端に言えば、池袋と新宿、渋谷などは何が違うんだろうかと人によっては既に思っているのではないでしょうか。
この方もいうとおり、既に日本でも起こっている現象でしょう。仕事柄、商店街を見ることが最近、多くなってきていますが、場所によっては似たような商店構成で、チェーン店が並んでいる場合もあります。おまけにそのチェーン店は商店街組合にはいってない場合もあります。
さらにシャッターが閉まってしまっている商店街もあり、「シャッター商店街」などと呼ばれていますね。どの商店街もシャッターが閉まってしまったら、まさに均質化の最たるものになりそうです。
こうしたことを防げるような仕事もしていきたい、今日この頃です。
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