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2019/11/25

知っていると使えるかも!要求に優先順位をつける3つの方法

システム開発の要求定義をしていると、予算を超えるような要求の数になってしまい、「これは優先順をつけないとできあがらないな」ということがよく起こります。

ユーザーがその優先順位をつけてくれるといいのですが、つけ方が分からないとか、とにかく全部やってくれと言い張るとかすることもあるので困りものです。後者の場合には、システム開発から手を引いたほうがエンジニア側としては安全な場合が多いのではないでしょうか。

もし、ユーザー側の人間なら、そこはちゃんと優先順位をつけてあげたほうがいいでしょう。これは「譲歩」することではなく、「協力」することです。なので、積極的に優先順位をつけてプロジェクトがうまくいくように進めたいところです。

 

そうは言っても優先順位をつける方法を知らないとできませんので、代表的なものを紹介します。ただし、これらの優先順位付けはすべての要求に対しては行いません。誰もが必須だと思っている要求は、リストとは別にしておいていいでしょう。それは優先順位をつける必要がないですから。

■投票によるもの

 実はこれが一番簡単かもしれません。要求のリストを用意して、その要求について情報交換します。あくまでも重要性などではなく、その要求の機能やその要求が必要な理由などを話し合い、情報を共有することが重要です。

 共有したら、複数人で投票します。たとえば、ひとりにつき、100票持たせ、それをそれぞれの要求に投票するのです。1票しか入れなくてもいいし、10票同じものに入れてもかまいません。場合によっては、100票全部1つの要求に投票してもかまいません。ただし、その場合は、ほかの要求は実現されないことになります。

 投票が終わったら集計するだけで、優先順位がつくという仕組みです。

 

■マトリクスによるもの

 投票によるものと同じように要求のリストを用意します。表を作って、要求リストを並べます。縦軸は評価項目を並べます。どのような評価項目を選ぶかは話し合いです。話し合いで大切なのは、評価項目の意味をきちんと共有することです。そして、それぞれの評価項目の重みについても話し合います。どの評価項目が大事か。

 後はマトリクスに向かい合い、皆さんで○×△などをつけ、それぞれに点数を重みと掛け算して集計すればOKです。

 

■純粋な話し合い

 純粋な話し合いは、上述でどうしてもまとまらなかった部分だけに特化してやったらいいでしょう。はじめから全部を対象にして話し合いをするとたぶん、時間がいくらあっても足らない状態になるのではないかと想像されるからです。

 

 どうでしょうか。ほかにも優先順位をつける方法はたくさんありそうですが、3つだけ紹介してみました。

 

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