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2019/09/10

セコマというコンビニエンスストアのフランチャイズが業界の異端児と言われることに違和感を感じた

コンビニエンスストアといえば、「フランチャイズ制」を採用していることが一般的です。業界最大手のセブンイレブンも、ローソンも、ファミリーマートもみんな「フランチャイズ制」を採っています。

そして、北海道地盤のセイコーマートも同じフランチャイズ制を採用していますが、業界の異端児といわれているそうです。つまり、大手のセブンイレブンなどとは違う面があるということです。いくつか違いがあるようなのですが、それを見ながらちょっと考えてみたいと思います。

 

まず、出店地域です。セイコーマートは北海道に限定(実際には本州の一部にもあるとのこと)しています。北海道内だけで1千店を超えるお店があるそうです。

第二点が、ロイヤリティの率が低いようです。一般的なコンビニエンスストアチェーンのロイヤリティは、30~40%程度(粗利益の)のようですが、セイコーマートは10%のようです。

第三点が、商圏を保障する点です。半径150m以内には出店しない戦略をとっているとのこと。加盟店が出店する際、これが保障されていれば、少なくとも本部を相手にした訴訟などは起こらなそうです。

第四点が、SPAです。北海道のブランドを活かして、独自製品を作っているのだそうです。確かに、ほかのコンビニチェーンは独自製品といっても原則は「OEM」ですからね。ほかのメーカーが作ったものにラベルを貼り付けているだけです。セイコーマートは関連会社に工場を持っているそうです。

第五点は、直営店が比率として多いことです。現在は2割ほどとのこと。ほかのチェーンは原則が直営店ではないわけで、完全に逆転しているように思います。

ほかにも違いがたくさんありそうですが、この根本にあるのは「共存共栄」の考え方ではないでしょうか。いわゆる三方よしっていうやつです。その基本概念があるからこそ、成長のためのロイヤリティ設定はしないし、共存するために商圏を保障もするでしょう。FCに加盟するオーナーさんと一緒に育つということを選択しているわけですね。

さて、ほかのコンビニチェーンが同じことをできるかというと、できなそうです。これからも北海道はセイコーマートが一定の幅を利かせるのでしょう。セブンイレブンやローソンなどがさらに進出してきても、負けずにがんばってほしいものです。

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