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2019/08/23

アパレルも意外と遅れている-某アパレル企業の取り組み記事を読んで

新聞で「毎週、在庫数量に応じて追加生産する」という方法を採用する某アパレルメーカーの記事を読んだ。正直、これが記事になるほど、アパレルは遅れているのかと驚いた。

SCMやDCMという言葉が発生してから、もう何年経つだろうか。

 

もちろん、中小零細企業の集まりではこういったSCM、DCM的なことはなかなか起こらない。どうしても投資が必要だし、簡単にはその体質も変わらないだろうから。

しかし、ある程度の規模になれば、この手の情報連携は十分にできるはずである。

SCM、DCMでは売れるスピードにあわせて作る、ということが基本になると思う。つまり、在庫数が減った分だけ作って在庫する。在庫数はできるだけ小さく、そして生産・調達リードタイムはできるだけ短くである。

先ほどの記事を読むと、販売用の在庫を毎週、棚卸しなどで確認したうえで、発注量ーつまりは生産量-を決め、協力工場に発注、生産してもらうという流れのようだ。つまり、協力工場にはある程度の生地などの在庫は持ってもらうことになる。ここはちょっと引っかかる。生地は販売側が一定量負担して、協力工場と共有するというのなら良いのだけど、なんだか協力工場側に負担を求めているような気がしてならない。

そういう意味でも遅れているのかもしれない。

余談だが、エシカル消費が一般化してきた中で、私たち消費者側もその意識を高めなければならないように思う。確かに、ほしいものはすぐほしいわけだが、エシカルと考えたとき、少しのリードタイムの我慢はその一環と考えていかないといけないように思ったりもする。

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