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2019/08/27

創業支援時の融資制度はなかなかハードルが高い

ある起業者から電話をもらい、「融資がおりなかった」と聞いた。正直、その案件はあまり問題になるところがなく、また今の時代に合った事業だと考えられたので、そんなことになるとは予想していなかった。経営者が顧客を引っ張れる可能性も十分にあって、事業計画は多少、大きめに作ってあったものの、手の届かない範囲でもないと考えられた。

が、否決された。

 

否決理由として、「計画がよくない」とか、「事業主経験がない人が作る計画だ」とか言われたそうだが、これから起業するわけであるから「事業主経験がない」のは当然である。そういった点からして、その点が主要な理由とは考えられない。

ほかに否決される理由でよくあるのは、

  • カードローンなど個人的な借り入れ残がある(利率が高いもの)
  • 過去、借り入れで事故を起こしている
  • そもそも、事業そのものが曖昧だったり、市場性が感じられない
  • 税金未払いなど、問題が残っている
  • 過去の経歴が不明確

などだろうか。

かなり以前に「世界を放浪していた」という人がその経験を活かして、ある事業をしようとしていたのだが、「この数年の経歴が分からない」ということで、否決になったことがあった。何をしていたか分からないというと反社会的勢力などとのつながりなどが疑われたりするのだろうと思ったことがあったが、今回もそれに似たようなことなのかもしれない。

ちょっとこの案件は追跡調査したいと考えている。理由が分からないのである。ここに書けない、想像される理由はあるのであるが、それは今の社会環境の中で「それを理由にしちゃだめだろ」というものである。こういう関係の税金を使う融資制度では、まだまだそういう点でハードルが高いのかもしれない。

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