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2019/05/05

一本足打法の怖さを知り、回避策を立てるのは実行力に依存する

中小企業経営、特に相手が企業の場合には、「一本足打法」になっているケースが多く見られます。一本足打法には、

 

・事業がひとつしないケース
・事業は複数あるが、顧客が1社しかないケース
・事業も顧客も1つしかないケース

 

の3つがあります。下に行くほど、リスクが高いと考えられます。いずれの場合でも、一本足打法は経営的に高いリスクであることは間違いありません。

 

 

 

一本足打法は怖いと知る

 

 これは議論を待たないでしょう。たった一つの事業が成り立たなくなることは、そのまま会社が成り立たなくなることを意味します。1社しかない顧客との関係がなくなったら、売上がなくなるわけですから、そのまま会社存続の危機になります。

 

 もちろん、その予兆を捉えて、すぐに他の顧客を獲得したり、新しい事業を立ち上げたりできるなら、一本足で立っていても問題ないでしょう。しかし、そう簡単に新規顧客を獲得したり、事業を立ち上げたりできるとも思えません。もしできるなら、一本足打法では立っていないでしょう。

 

 つまり、成り行き的に一本足打法になっているようであれば、そのリスクは非常に高いということになりませんか。

 

 

「二本以上にするためにはどうするか」

 

 これも簡単な議論です。顧客を2にしたり、3にしたりすることです。できれば、4社で売上が1/4ずつになる。事業が4つで1/4ずつ売上を上げることです。

 

 当社は、経営コンサルティング業、公共事業、研修講師業、文具製造販売業の4つの事業を展開しています。それぞれ、相乗効果を見ながら運営していまして、同時にそれぞれの顧客がまったく別々になっています。少なくとも4つ足の動物になっているわけです。

 

 できれば、関連多角化でリスクが少ない事業を展開し、新しい顧客をかかえられるのが二本以上にする定石ではないかと考えます。

 

 

「実行力が足の数の変化を左右する」

 

 といっても、それを実現するには並大抵の努力では難しいでしょう。日々、中小企業は業務に追われ、その日が終わる。そんな毎日の中で新しいことを始めるなんて無理だという声も往々にして聞かれます。

 

 でもそういっていたのでは、いつまでたっても一本足です。
 最大の武器は実行力です。ほんの一歩でも良いので、歩き出しませんか。歩き出さないと始まりません。

 

 一歩を踏み出せないケースで多いのは、「やることを大きく捉えすぎ」であることです。千里の道も一歩からという言葉がありますが、あまりに遠い、あまりに大きい目標を立てると、その一歩が出ないということです。実行する事柄を細分化しましょう。

 

 ケーキを作るなら、まず小麦粉を買いに行きましょう。そして、道具を揃えましょう。いや、道具をそろえるのが先かな。いえいえ、もしかしたらケーキ作りの学校に通うのが一番かもしれません。でも、どれをするにしても一歩を踏み出したことになりませんか。

 

 これを続けていけば、きっと2本足、3本足になって行きます。

 

 ところで、実行力のほかに、「資金力」というわかりやすい、延命対策もあります。が、資金力は資金が絶えると終了です。一方、実行力は気持ちの問題だったりします。ぜひ、一本足打法から抜け出しましょう。

 

 

 

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