« 【出張さんぽ】仙台城跡(青葉城) | トップページ | 【出張さんぽ】冷やし中華と文具店めぐり@仙台 »

2019/05/25

要求定義で画面を描くのが大切なたった1つの理由

以前、要求定義工程で「重要な画面だけでもイメージを描いて共有したい」とSIerのSEに依頼したところ、「それは基本設計なので、ここではできません」ときっぱり拒否されました。その上、要求定義工程の途中で契約を解除してくるということがありました。驚きました。

 

要求定義工程で画面を描くのは、早すぎるのでしょうか?私はそうは思いません。次の理由からです。それは、

 

 

「人、会社それぞれに情報の入力・表示への要求は違う」

 

からです。たとえば、、、

 

「顧客を検索する画面が欲しい」
「氏名の一部で検索して、候補リストを出し、選択した顧客の詳細情報を表示する」

 

という要求があったとしましょう。おそらく、普通の要求定義書には書いてあるような要求です。

 

さて、あなたはどんな画面をイメージしたでしょうか。要求を出したユーザーと同じ画面を想像できているでしょうか。その保証はどこにあるでしょうか。同じものを想像できているとはちょっと考えにくいでしょう。

 

当方が行う要求定義研修で、この2つ文言を提示して受講者であるSEの方々に画面を描いてもらうと、

 

ある人は1画面で完結するもの
ある人は検索画面と一覧画面が一緒で、詳細画面だけポップアップであるもの
ある人はすべて別画面になっているもの

 

などに分かれます。画面が開くか否かだけではなく、モーダルかどうかやそのまま編集画面に行けるものなどもあったりします。つまり、人によって全然違うわけです。

 

これは、このままにしておいて、要求定義後の基本設計に行ったとき、ユーザーレビューでそうじゃないとなる可能性があります。やり直しです。全体的に画面を見直せなどということになったら始末が悪いですね。ましてや、基本設計についてはユーザーレビューが入らないなんてことになると、総合テストなどの段階になってから大きな後戻りが発生する可能性があります。

 

要求定義段階で、すべての画面を描く必要はないでしょうが、主要画面については描いて合意して置かないと間違いなく、後戻りの温床になります。だから少しでも描いたほうが良いと思いますよ。手書きで十分ですから。。。

 

なお、帳票などもあれば、それもやっておいたほうが無難でしょうね。

 

« 【出張さんぽ】仙台城跡(青葉城) | トップページ | 【出張さんぽ】冷やし中華と文具店めぐり@仙台 »

要求定義」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 要求定義で画面を描くのが大切なたった1つの理由:

« 【出張さんぽ】仙台城跡(青葉城) | トップページ | 【出張さんぽ】冷やし中華と文具店めぐり@仙台 »

最近のトラックバック