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2019/04/05

今さら聞けない、中小企業の借入の基本的方法

企業を経営していれば、普通に信用取引-買掛、売掛-が発生するものです。
そうなると、どうしても資金繰り上、資金調達をしたい場面が少なからず出てくるでしょう。
また、ここは勝負どころだと思う場面では、安く仕入れをしたいこともあるでしょう。

 

これまであまり、借入金による資金調達をしてこなかったとか、一定のところからしか借りたことがないという中小企業経営者の方々に向けて、「中小企業の借入の基本的方法」をおさらいしましょう。

 

 

始めに検討するのは市区町村の制度融資です

 

 始めに検討するのは、市区町村があっせんする融資制度です。通常は、法人の本店登記地の市区町村窓口に行って相談します。市区町村によって違うケースも有りうるので、ご自身の会社がある市区町村の役所にある「産業経済課」とか、「産業振興課」とかそういう感じの部門に訊くのが良いでしょう。今は各市町村にホームページもあるので、そこで見てもいいでしょう。

 

 市区町村があっせんする融資制度は、市区町村と金融機関が契約を結んで、低利で融資をすることを約束しているケースが多いです。ただし、ほとんどの場合、「信用保証協会」が保証に入らないと融資を受けられません。細かな制度も市区町村によって違ったりするので、ホームページなどを見ましょう。

 

 とはいえ、市区町村の融資制度は下に出てくる融資制度よりも利率が低くて有利なケースが多いので、始めに検討したほうが良いでしょう。

 

マル経は利率が有利です

 

 続いて検討するのは、マル経です。マル経というのは通称です。正式には、小規模事業者経営改善資金といいます。これにはハードルがあります。商工会議所や商工会の指導を受け、推薦を受ける必要があるのです。

 

 概ね6ヶ月程度の経営指導というのを受けていないとこの推薦が受けられない場合があり、誰でもこの融資を使えるというものではありません。資金調達を来月に控えている!という場合には使いにくい制度ではあります。

 

 日頃から、商工会議所や商工会と付き合いを深めておくと、このマル経という制度を使える場合があります。利率も比較的低く抑えられますし、担保なども必要ないので、小規模事業者にはおすすめです。

 

その他にもあります

 

 上記の2つ以外には、「都道府系の融資あっせん制度」、「日本政策金融公庫」、「金融機関のプロパー」などもあります。などと書いたのは、他にも保険を使ったものや小規模企業共済などの融資制度もあるからです。以前は私募債なども流行ったことがありましたが、今はそれほど聞きません。

 

 いずれにしても、いろいろな方法がありますから、できるだけ有利なものを使えるように日頃からどんなものがあるのか、中小企業診断士や税理士さんに訊いておくのがいいでしょう。ただ、それぞれ、知識がバラバラでしょうから、複数の情報源を持っているといいでしょう。

 

いかがでしたか。以上のように、市区町村の制度融資がもっとも有利な条件で借りられるケースが多いので、そこをまず検討しましょう。続いて、マル経や日本政策金融公庫、時には都道府県制度なども検討したいところです。いわゆるプロパー(金融機関自身がリスクを負って貸し出す)融資が得られるようになったら、企業としても一人前と言えるかもしれません。

 

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