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2019/02/25

要求のイメージを共有できる、必ずやるべき地上戦

地上戦?と思いますよね。通常、要求定義でSEさんがユーザーから要求を引き出すときにすることは、ほぼ、ヒアリングのみです。工夫しているところでは、ヒアリング以外のこともやっていたりはします。

簡単に分類すると、ユーザーが受身である方法論は、「ヒアリング」と「プロトタイピング」でしょう。多くの場合、この2つのやり方で要求を掘り起こそうと頑張ります。ですが、たいてい、漏れや曖昧さが残ってしまいます。

正直、どんなことをしても漏れや曖昧さは残るのですが、少ないに越したことはありません。

ノートを買ってきてで、正しいものが買ってこられるか

皆さんが家族や友人から、出先に出ている際に携帯電話に電話がかかってきて、「ノートを買ってきてくれないか」と頼まれたとしましょう。さて、皆さんはどんなノートを買って帰りますか。

KOKUYOさんの横罫のCampusノートを買って買えれば、ほぼ間違いないだろうと思いますか。サイズは、B5?A5?A4?表紙の色は?何枚つづりのものを買いますか。

いやいや、LIFEさんの活版方眼ノートの方がいいかもしれませんよ。はたまた、ナカバヤシさんのロジカルノートがいいかもしれません。おしゃれなロルバーンさんもののの方がバンドがついていて良いかもしれないです。

お分かりいただけますよね。単にノートと言ってもいろいろなものがあるのです。イメージを共有できたとは到底いえない状態です。


同じイメージを共有できているか

大切なのは、イメージを共有できているかどうかです。人間は、というより、動物は「文字」よりはむしろ、「イメージ」を重視するものです。この文章ももしかしたら、イメージを共有できていないかもしれません笑

先ほどのノートですが、ノート買ってきてではなく、写真つきのメールで「これ買ってきて」というKOKUYOさんのCampus写真が送られてきたらどうでしょうか。ほぼわかりますね。ほぼと言ったのは、大きさは写真では特定できない可能性が少々残るからです。


共有するには?

ということで、イメージを共有するには、言葉や話だけでなく、画像や絵を共有した方が堅いということです。単なる文章ではなく、そこに画を介在させるのです。私は個人的にこれを、「空中戦を地上戦にする」と言っています。まあ、他でも聞いたことがある言葉だと思います。

仮に、先ほどのCampusノートの写真が送れなかったとしても、鉛筆で紙に簡単にCampusノートのイメージを書いてあげれば、だいぶ違うでしょう。


要求定義のとき、ヒアリングだけで安心していると痛い目にあうのは間違いありません。絵を描き、それを共有してイメージが合致していることを確認した方がいいでしょう。くだらない漏れや曖昧さはこれだけでもかなり減ると思いますよ。

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