« 「習慣づける」が今後はポイントになるというマーケティング | トップページ | そろそろ、今年のまとめ、反省をしながら、最後のスパートをかける時期です »

2018/11/30

累積的優位というハードルは、いわゆるスイッチを起こしにくくする

先日のブログで、オンボーディングという言葉を書いたが、累積的優位という言葉も紹介しておきたい。考え方は類似している。というか、同じものを違う呼び方をしているように思う。

つまり、顧客に商品やサービスの利用を習慣化させて、顧客を逃がさないようにするという考え方である。

累積的優位の考え方は、「リピートされて購入し続けられることによって、類似の他の製品を選ばなくなり、優位性が増していく」ということのようである。脳が何度も同じことをした方が楽だと考える傾向を利用したものらしい。

確かに、店頭で「あ、これでいいや」と思うことがある。それは、良く買っているブランドの商品だったりすることが多い。

逆に考えると、累積的優位を築いた商品は他の商品に追い越されにくくなるということだろう。よほどのイノベーションを起こさない限り、同じ市場で戦っている限り、累積的優位を得た商品は他の商品に負けることはなくなっていくのだろう。継続は力なりという言葉は正しいわけだ。

ハーバードビジネスレビューを読むと、「決定的な人気を早期に獲得して、習慣づけを仕組み、ブランドを守りながらイノベーションを起こし、シンプルなコミュニケーションを目指す」ということが、累積的優位を作るステップらしい。見慣れたデザインなどを簡単に変更してはいけないということのようだ。

中小企業の場合、決定的な人気を早期に獲得するというところがまず難しいかもしれない。マスマーケティングはお金がかかるからやりにくい。ただ、市場を限定すればできる可能性はある。そして、それを習慣化することも同じだろう。市場を限定しながら、このステップを踏むというのはいい考えのように思う。

« 「習慣づける」が今後はポイントになるというマーケティング | トップページ | そろそろ、今年のまとめ、反省をしながら、最後のスパートをかける時期です »

中小企業経営」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7323/67184328

この記事へのトラックバック一覧です: 累積的優位というハードルは、いわゆるスイッチを起こしにくくする:

« 「習慣づける」が今後はポイントになるというマーケティング | トップページ | そろそろ、今年のまとめ、反省をしながら、最後のスパートをかける時期です »

最近のトラックバック