« 立ち読み歓迎で書店は復活するか、それとも単にショールーム化するか | トップページ | 否定、批判するって簡単だけど、応援するのも簡単なのかも。 »

2018/10/07

ポジショニングを戦略の本質と考えるか、オペレーショナル・エクセレンスを競争力の源泉と考えるか

久しぶりにまじめなコンテンツ(笑)
ハーバードビジネスレビューの「競争戦略より大切なこと」という特集を読んだ感想である。

いくつかの特集記事を拾い読みした結果なので、全く深みが足りないだろうが、まあ、感じたことを書いてみたい。

まず、確かに「優位性を保つためにポジショニングが戦略として大切だ」というポーターの理論は正しい部分があると思う。それをもっと発展させたのが「ブルーオーシャン戦略」のようにも感じる。これは私が勝手に感じているだけであるが。

だが、特集記事を読むと、確かにポジショニングで戦略的に優位に立った企業が凋落している姿もある。最近でこそ、また復活の兆しがあるソニーなどはまさにそうなのではないだろうか。いろいろな製品でポジショニングに成功してきたが、持続的な優位性にはなっていない。

一方、オペレーショナルエクセレンスという、「実践力」ともいうべき力は、ポーターの理論では必要条件にさえなっていなかったようである。戦略が良くても実践できなければ、それは絵に描いた餅といえばそうなのだろう。結果、ポジショニングのような戦略的な思考と実践力は、当然のことながら、両輪として働かなければならないのだろう。

一橋大学大学院の特任教授 名和先生は、これを次世代経営モデルの基本構造という形にまとめられていた。そして、学習優位という言葉を使われていた。日本人として、なんだかこの理論はしっくりくる。

つまり、ポジショニングはきちんと考えるべきだという一方、実践力であるオペレーショナルエクセレンスは磨き続けるべきでもある。そして、同じところで実践力を磨くのではなく-単なる反復学習ではダメだということ-、未知のものを既知にするような学習が実践力をより高めるという考え方のようである。

« 立ち読み歓迎で書店は復活するか、それとも単にショールーム化するか | トップページ | 否定、批判するって簡単だけど、応援するのも簡単なのかも。 »

中小企業経営」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7323/67249606

この記事へのトラックバック一覧です: ポジショニングを戦略の本質と考えるか、オペレーショナル・エクセレンスを競争力の源泉と考えるか:

« 立ち読み歓迎で書店は復活するか、それとも単にショールーム化するか | トップページ | 否定、批判するって簡単だけど、応援するのも簡単なのかも。 »

最近のトラックバック