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2018/06/25

書籍取次が文具販売事業に本腰を入れ始めた、日販が中三STに出資

本が売れなくなって久しい。雑誌や文庫本だけでなく、書籍全体の落ち込みが激しいと聞く。電子書籍が出てきたからだという風潮もある一方、そもそも、書籍というスタイルがもう終わっているという人もいる。

そういう流れでは「書籍取次」だけでは生きていけないと判断した結果が利幅が大きく、本との親和性も高そうな文具事業への進出なんだろう。

以前、聞いていたのは、日販がMDS(文具卸)と共同で開催している「文具女子博」。合弁会社もあると聞いたが、うわさだろうか(私は確認していない)。そういう流れがある中で、中三ST(文具卸)に出資したというニュースを拝見した。

日販は文教堂をグループ会社に持っているので、まずはそこでの展開を強化することになるのだろうが、どういう展開を進めるのだろうか、気になる。方向性として、

・ごく一般的な文具を本と一緒に並べて売る
・本と親和性の高い文具に狙いを定めて売る
・文教堂オリジナルなどOEM展開を進める
・書店内に文具コーナーを切り離して、特徴のある文具だけを売る

などが考えられそうだな。

一般文具は、大手雑貨店やホームセンターなどと競合しそうなので、厳しそう。本は定価販売が基本だから、文具だけ安売りするというのは難しいと思うので、この方向性は筋がよくない気がする。

本との親和性が高い文具に狙いを定めて売るのは、ひとつの方向性だろうと思う。かなりとんがった商品だけのラインナップになるが、本のすぐそばに置ける可能性も十分にあり、ビレッジヴァンガード的な-あのようにごちゃごちゃしなくても-売り場展開は可能だろう。

また、文教堂オリジナルをOEMで作るのも可能性としてはありだろう。この場合は、本との親和性が高いものを中心に商品展開することになるのではないだろうか。本と全然関係なさそうな、事務用封筒とかを売っても仕方ないですからね。

そして、最近よくある、「書店+文具+カフェ+何か」という流れに乗るというのもあるだろう。この場合には、一般文具よりはとんがった文具を並べることになるだろう。一般文具は、どうぞホームセンター等へ行って下さい、という割りきりが必要だけど。

私だったら、実験的に各店舗で別々の戦略を試して、顧客の動向を現場で見て判断するかなぁ。

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