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2018/05/15

RFPをSIerに作らせて、そのSIerに発注して、トラブルが起こって訴訟を起こす

ユーザー企業も学ばなければだめだと思う。SIerにRFPの作成を依頼して、そのSIerが入った複数のSIerに提案を求め、そのSIerに発注する。こんなことをしていてはだめだと思う。

先日、あるメーカーが大手SIerにそうした方法で発注して、訴訟になっているニュースを見た。

そのメーカーは、まさに

・SIerに対してRFP作成を依頼
・そのSIerを含めた複数のSIerにRFPを提示
・提案を複数受け取ったものの
・最終的にはRFPを作ったSIerに発注

という手順を取っている。
その後、テストフェーズで問題が発覚して、トラブルになり、訴訟まで発展している。

テストフェーズで「要求変更が起こった」という主張と「バグだ」という主張がぶつかり合う、よくあるパターンのようだが、これはRFPの時点でボタンが掛け違っていることを意味していると思う。

そもそも、ユーザー企業が「RFPを作らない」というところにも問題がある。そこを逃げてSIerに丸投げしては話にならないと思う。SIerも商売とは言え、その部分は考え直して欲しいと思う。自社しかその提案をできないようRFPを調整したりするのはもってのほかである。

さて、この訴訟、裁判所がどこまでシステム開発の現場を理解して、ユーザー企業側の非を認めるか。一方で、SIer側の姿勢についてどの程度、責任を考慮するか。結果をまた知りたいところだ。

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