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2018/03/01

持たざる経営がもてはやされている時代に、持つことで競争力をつける戦略

「持たざる経営」ときいて、私がすぐに思いつくのは、流通業大手の企業が販売する場所を購入するのではなく、借りるという戦略で大きくなった話です。この逆を行ったのがダイエーで自社ビルをバンバン買って建てて、、、バブル時代には良かった戦略かもしれません。崩壊して、会社も崩壊した感じかもしれませんね。

たとえば、印刷業でもブローカー的な役割、営業だけをして印刷設備を持たないところもあったりします。

印刷設備を持たずに印刷のデザインだけをしたり、営業だけをしたりして印刷自体は印刷設備を持つ企業に外注するような形を進めているところがあります。

が、ここには実はリスクもあります。

設備を持っていないわけですから、自分自身は仕事ができないわけです。最後まで完成させるための。もし、設備を持つ企業が協力しないとなったら、他を探すことになるわけですが、最近は少しずつそういう企業が減ってきたりしていて、選択肢が限られてきます。

市場の原理として、選択肢が減ってくると選択される側の力が強くなってきます。つまり、「モノを持つ」企業の方が強くなってくる可能性があります。

物流業もそういう傾向があるような気がします。トラックを持たないところより、持っているところが強くなるという方向性、ありうるでしょう。今はヤマトさんが値上げして全体的にそういう兆候があるように感じます。実際、彼らの仕事はきついでしょうから、ちゃんとコストを負担するべきだと個人的には考えをあらためています(最終的に消費者に負担してもらうことになるわけですけど)。

おっと、話を戻して印刷業。

ここで、あらためて設備投資して設備を持つことによって自社の強みとするという方向性もあるのかもしれないと思ったりしています。違う良い方をすると、逆張りってやつですね。既に設備を持っている会社は、それを弱みと考えずに、設備をどうしたらもっと稼動させられるのかを考えて、営業を強化するべきではないかと思います。今の時代、周りの業者からだけ仕事をもらう時代ではないと思いますし。

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