実店舗がネットショップに勝つための方法のひとつ
ネットにはいろいろな情報が書いてある。
利用者のレビューも山ほどある。
そうしたものを探せば、自分に合ったものがどれなのか、頑張ればわかる。
が、頑張らないとわからないケースも多い。
実店舗がネットショップに勝つための方法のひとつはここにあるのではないかと思う。
古めかしい方法なのかもしれないが、「あなたに合うのはこれです」ということを小売店の店員さんが教えてくれるということだ。
それもその店員さんはネットよりも情報を持っていて、専門的知識があり、メーカーとのつながりなんかもあったりして、不明点はすぐに解決してくれるような店員さん。
さて、果たして、大手小売店の店員はこうなっているだろうか。
家電量販店には、メーカーからのヘルプの方が立ち、
大手雑貨店には3年程度で異動してしまう店員ばかりが働き、
アパレルショップにはカリスマこそいるものの、ほとんどのお店ではバイトで賄われ、
飲食店では食の知識がないフリーターで運営されている。
もちろん、すべての店、すべての店員がそうだとは言わないが、そういう傾向を誰しも感じてるのではないかと思う。
私はよく文具店に行くが、地方の中小文具店--といっても地域にしっかりと根付いたお店--には、そういう店員さんがちゃんといるケースが多い。
文具が好きでその店に就職したとか、
通っているうちに、店員になってしまったとか、
そういう人がいる。こういう人たちは、好きだから常に知識を得る。
そしてそこからなかなか動かないから、蓄積されていく。
そういう人たちが売っている商品は間違いなかったりする。
私に合う商品を勧めてくれるようになる。すばらしいことだ。
これが小売店というものではないかとあらためて思う。
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