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2017/04/01

賃金改善の理由は、「労働力の定着・確保」のためだそう。人はそれだけでは定着しないと思う。

帝国データバンクの調査結果。
賃金動向に関する企業の意識調査。

複数回答ではあるが、賃金を改善する理由は、その76%が

「労働力の定着・確保」

だそうである。一方、最低賃金の改定によるものはたったの13%。
つまり、既に多くの企業は最低賃金よりもずっと高い賃金になっているということだろう。

人手不足が言われて久しいように思うけど、この状況は大きくは変わっていないということを示している。
実際、飲食などはいまだに人不足で賃金動向はさらに上昇しているようにも聞く。
最低賃金に近い金額では人が集まらないということ。中小個人店には厳しい。

しかし、個人的意見で申し訳ないが、賃金が高ければ、その企業に定着するかというと違う気もする。
それだけでは語れない部分はあるのではないかと思う。

働きやすさとか、やりがいとか、賃金だけでは表現できない部分はあると思うのである。
ただ、単純に賃金だけで比較されるとすれば、それは厳しい。
スーパーマーケットで大根を買うのと同じである。

つまり、より安いところへ(賃金の場合は高いところへ)流れるということである。

ただ、正直、そういう賃金だけに流される人は結局のところ、その会社にとって必要な人材とは言えないのではないか。より高い賃金を目指しているだけなら、結局は定着しないと思うのである。チェリーピッカーである。

ならば、会社の理念とか、そういうベクトルを理解して働いてくれる従業員を見つけたい。簡単じゃないのは理解しているが、目先の人材不足に負けずに効率化を図りながら、そういう、自社にとって良い人、を探したいというのは理想論だろうか。理想論だな。

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