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2016/05/24

いろいろなメーカーでデザイン、アイデア公募がはじまります

文房具メーカーではだいたい毎年、デザインやアイデアを募集するイベントがあります。
手帳メーカーもやっていたりします。

こうした文具メーカーによるデザイン、アイデア募集はメーカー側の事情とユーザー側の事情があるなと感じます。

まず、ユーザー側の事情です。
こだわりを持ったユーザーが増えており、自分のニーズに合った商品がなかなか見つからないという現状があるのでしょう。
結果、自分のアイデアをリスクなしで実現してくれるのであれば、メーカーさんにお願いしたいという感じでしょうか。

一方、メーカー側は、どうでしょうか。
同じようにユーザーのこだわりが目に見えているものの、そのこだわりは多様化しており、どれに対応するのがビジネスになるのかというのがわかりにくいという点があります。
また、どんなニーズがあるのかがわかりにくいので、それならコンテスト形式でユーザーに聞いてしまおうという面があることもそうでしょう。
で、話題になれば、リスクが少なくて商品開発ができるわけですから、メーカーにとってはいい話です。

大体のアイデア募集イベントは、著作権などはほぼ放棄、またはメーカー側に帰属させるような要領になっています。つまり、商品化されて、それが爆発的に売れても応募したユーザーには大した還元がないということです。
リスクを負わないんだし、ブランドもあるわけですから、大企業の論理としてはそうなるのでしょう。

ということで、私はそういうイベントには応募しません。
別に大きなビジネスにならなくても、自分で作りたいものは作るし、そうでないものは作らない。
それだけの話です。

もちろん、こういったデザイン、アイデアアワードのようなものを否定するつもりはありません。
ユーザーさんの中にはこうしたことを愉しんでいる方もいらっしゃると思うからです。
それはそれでいい。

いつか当社にも一定のブランド力がついたら、やってみますか!(笑)
ただし、ユーザーさんとリスクを分散しながら、利益も分配する方式がいいと思いますけど。

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