自社の核は何か?他の企業に負けない、または全く違うところはどこか?
当社のような零細企業では、この核探しがとても大切です。なぜなら、他の企業のやり方や製品に引っ張られては、埋もれてしまうからです。
ただ、これには時間がかかる。
たとえば、ある商品の産地が特徴だとしましょう。その製品分野では 日本製が少ないとかです。そこへ日本国内品があったら、特徴的でしょう。
仮にそれが特許を取っていたり、他の特徴があったとしても、他の製品にも同じように、違う特許があったり、特徴があったら差が感じられません。
でも、生産国は簡単には変えられない。
さて、この国内生産をしてきた企業の商品が売れ始めて、生産量が追いつかなくなってきたとします。でも、国内には生産拠点が少なく、増産が簡単にできない。
このとき、あなたなら、どういう選択をしますか?
国内生産をあきらめ、海外の外注先を探しますか?
それとも、生産量はこのままにして細々売りますか?
既存の国内生産拠点に増産を依頼しますか?
国内の別拠点を足で探しますか?
戦略は多種多様です。最後は、社長である、リスクをとれる人が決めることになります。核を維持、発展させるか?それとも、違う核を求めて、旅にでるのか。
難しい選択です。
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