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2016/04/23

後継者が先代---親---に真剣に向き合わないのはなぜか?

私は事業承継の専門家ではないので、こうした発言は外野からのヤジみたいになるかもしれない。
それを承知の上で、ある小説を読んで、感じたことを書いてみたい。
その小説は、セカンドウィンドという自転車乗りの話だ。

小説では、祖父と二人暮らしの少年が出てくる。父親は死に、母親はどこかへ行ってしまった。祖母もなくなった後、祖父と二人暮らしになる。主人公はそんな少年だ。

少年は自転車がとにかく好きで乗りたい。競技にも出たい。しかし、祖父は断固として許さない。どうも、父親が自転車乗りだったらしく、それが原因で死んだっぽいのだ。だから、祖父は孫まで自転車で失いたくない。反対する。

少年には葛藤がある。祖父と二人の生活の中で、自分が反目すること---つまり、自転車に乗り続け、競技に参加すること---によって、その安定した生活が崩れるのではないかと。母親のように祖父もいなくなってしまうのではないかと。しかし、自転車には乗りたい。

最終的には、「勝手にしろ!」という一言で彼はなんとか自転車に乗り続けることになるが、その葛藤と祖父の説得は心痛くなる。

何となく、わかっていただけただろうか。

後継者は、新しいことを始めたい。が、それが会社をつぶすことにはならないか?社員の反目を買って、孤立することにはならないか?親に捨てられることにはならないか?そんな風 考えることもあるのではないか?

でも、この自転車乗りの少年のように、本当にそれがしたいなら、リスクを冒し、それを管理し、周囲を説得して回り、実行するべきではないのか?

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