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2015/08/24

旅館の位置づけと客室稼働率の引き上げ

日経MJのコラム記事のようなものに、「ホテル不足」のようなものがあった。読んでみた。

外国人観光客の増加、国内旅行の低価格化やシティホテルからビジネスホテルへのシフトなどが原因で、宿泊施設の予約がしにくくなっている現状について書いてあった。

当方の目に付いたのは、そこにあった、宿泊タイプ別の客室稼働率のグラフ。旅館の客室稼働率は40%にも満たないのである。

旅館が厳しい状況にあるのは、その手のコンサルタントから話を聞いていたりする。民事再生などになるケースも見られており、非常に厳しい。2013年度に比較すると、2014年度は稼働率が少し上がっているようだが、それでもなお、40%には程遠い感じである。

今、インバウンドといわれる消費を担っている外国人たちの多くは、アジア人。彼らは買い物のために日本に訪れている傾向が見られるため、大都市に集中して来日することになる。つまり、東京や大阪、名古屋などに大挙して訪れるのだろう。結果、大都市のビジネスホテルなどは潤う。

一方、欧米人は私の感覚では「バックパッカー」などが多く、出来るだけ安いコストで日本を隅々まで楽しむという傾向があるような気がする。結果、これまたビジネスホテルやシティホテル程度が潤う。

リゾートホテルや旅館は稼働率が外国人旅行者では高まらないということに結論付けられる。

旅館の位置づけとしては、やはり「高級」というイメージがある。一泊3万円、4万円するとなると、一般人の私ではとても手が届きにくい。かといって、旅館側からしては安売りをしてこれまでのイメージ戦略を壊したり、リピート客を失ってはいけない。なかなか難しい。

稼働率が40%に満たなくても十分にやっていける旅館は良いのだろうが、そうでないところはどうしたら良いのか。そのあたりの位置づけを考え直すことで、客室稼働率は上げられるのかもしれない。

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