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2015/02/19

事業多角化するリスク

既存の事業が頭打ちになってくると、他の事業に進出したくなる衝動にかられます。しかし、あまり深く考えず新事業展開しようとすると、いろいろなリスクが発生します。

そのリスクの家最大のものは、資金繰りのリスクです。

先日支援した、あるサービス業の例のお話しましょう。

当初この企業は企業向けのサービスを行っており、請求を月末締め、翌月末に振り込んでもらうという安定した事業を営んでいました。しかし、既存の顧客から別の種類の仕事を頼まれるようになり、特に深く考えず、その新しい仕事もどんどん受けるようになりました。

その新しい仕事というのが、受託によるシステム開発事業でした。一般的に、受託によるシステム開発事業と言うのはシステムが完成するまで入金はありません。したがって、資金繰りは悪化するのが普通です。

このことを知らず、売り上げが上がっているように感じたため、どんどんこの手の仕事を増やしました。結果として、資金繰りが悪化し、従業員への給与支払いや外注先への支払いは厳しくなる状況に陥りました。

逆のパターンもあるでしょうが、こうした資金繰りの悪化に陥らないために、新しい事業を始めるにあたってどのようなリスクがあるのかをしっかりと認識して多角化を進めなければなりません。新しい事業ですから経験もありませんし、スキルや知識もない可能性があります。そうすると、どのようなリスクがあるかさえ受からないというケースも考えられます。

こういう時に様々な事業知識を持っているコンサルタントなどに、意見を聞いてみるというのも1つのリスク回避だと思います。

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