« スピードが命という言葉の意味 | トップページ | 新製品や新サービスを始めるなら、顧客を先に探そう »

2014/01/04

短期的目標と中長期的目標のバランス


たまにはハーバードビジネスレビューをちゃんと読もうということで、たまっていたものの中から、タイトルにひかれるものをいくつか読んでみた(過去にもこんなことがあったな)。

「理想の会社」 2013年12月号

の中に、興味深いタイトルを見つけた。「夢の職場を作る6つの原則」

その中で読んだ文章の中で、

社員を有能に育てるという長期目標よりも、人件費を最小化したほうがはるかに報われることが多い

という現状があると言うくだりだ。確かに、こういう傾向は多いのかもしれないし、それが妨げになって本来有るべき姿とも思われる中長期的な人材育成が置き去りにされているのかもしれない。

実際、研修講師をしている私に「今期の事業成績が悪いため、人材育成のための研修費用が削られることになったため、研修は中止になった」という話が、ときどきだがあることは事実だ。これは、まさに中長期的目標が短期的目標によって妨害されたという事実に他ならないのではないだろうか。

どうしても、ない袖は振れぬ、ということは起こる。短期的目標が中長期の目標を妨げることもある。だが、それはバランスだと思う。そして、優先順位の問題なのだろうとも思う。その辺をきちんと認識しているか否かで「その場の雰囲気で決めたこと」なのか、「ある合理的な考え方で決めたこと」なのかがわかる。

短期的目標は中長期の目標を達成するための途中の道標であるべきだが、そうも言っていられないほどの環境変化が起こる可能性は否定できない。そういうとき、どういうバランスをとるのかは経営上、とても難しいことだとあらためて感じたので、書いてみた。

« スピードが命という言葉の意味 | トップページ | 新製品や新サービスを始めるなら、顧客を先に探そう »

中小企業診断士」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7323/58883806

この記事へのトラックバック一覧です: 短期的目標と中長期的目標のバランス:

« スピードが命という言葉の意味 | トップページ | 新製品や新サービスを始めるなら、顧客を先に探そう »

最近のトラックバック

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ