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2011/07/06

たった4つの飴玉

フェースブックのノートに書いたのですが、読んだ方々の良い反応があったので、ブログにもアップします。

うちの長男は社交的ではあるが、自分から自宅に友達を招くことは比較的少ないらしい。ただ、妻が専業主婦のこともあって、うちに子供達が遊びにくるのは珍しいことではない。

さて、ここからは長男の友達でよく遊びにくる3人、長男を入れて4人の話だ。

共働きでもだいたいの家は子供が遊びに行く時に(例えばその日の朝などに)、どこに行くかを伝えるようだ。そうすると、お邪魔させてもらうのだからと子供にお菓子を持たせる親がいるわけだ。

ある日、さっきの3人の中の一人がお菓子を持ってやって来た。みんなでそれをおやつに食べて、きっと楽しかったのだろう。次の時には2人がお菓子を持ってやってきた。でもその二回目の時に持ってこなかった子は少し気にしたようだった。

その持ってこなかった子の家も両親が共働きをしていて、お母さんも結構がんばって働いているらしい。だから、子供のそういう小さなこと、子供にとっては大きいことだけど、気が回らないらしい。うちの妻はそれを知っていたので、気にも止めなかったようだが、やはりその子は少し気にしていたらしい。

この間、来た時、その子は笑顔を浮かべて今日は僕もお菓子を持って来たよ、と言った。でも、手には何も持っていない。おもむろに、ズボンのポケットに手を入れ、4つの飴玉を出した。

4つ、みんなの分だ。

きっと、自分でお菓子箱を探し、なんとか見つけた飴玉を持って来たのだろうと、容易に想像できた。

たった4つの飴玉かもしれないけど、そこには彼の友達への想いと自分で頑張った気持ちが溶けていたに違いない。

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