保証協会で否決された案件
詳細はもちろん、守秘義務の問題がありますので、お話しできませんが、保証協会で否決された創業者が再度相談にいらっしゃいました。ありがたいtことです。
私過去、経験がないのですが、人によっては「否決」=「あっせんしたやつが悪い」と考えて、クレームを行ってくる方がいらっしゃるそうですから、今回はありがたい部類です。
いくつか問題は考えられます。
- 資本金が少ない
- ビジネスモデルが理解されなかった
- ビジネスモデルと売上の関係をしっかり説明できなかった
- 使途があいまいだった
- 開業後1年近く経っているのに売上が上がっていなかった
実際、それぞれには意味や理由があったりするのですが、その1つひとつを説明して、理解してもらうには時間がかかるだろうと思います。なかなか難しいです。
減額は覚悟していましたが、否決されるとは思いませんでした。私もまだまだ修行が足りないようです。
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私が経験した案件では一言、「現在の借入が多すぎる」というものがありました。そんなことは申請する前に百も承知で、民間の金融機関からはすべて断られた後のことでした。民業を補完するのが政府系でしょとも思いましたけどね。
投稿: bourbon | 2009/08/09 04:15
>bourbonさん
政府系は、税金を使って融資しています。
政府系だから貸せって態度は通用しません。
借入が多いのは分かっているなら、返済できる方策を説明しないといけないと思います。
>Kaitsさん
創業融資は相当甘い審査です。
その中でも否決されると言うのは、準備不足の一言に尽きるのではないでしょうか。
または、資本金が見せ金である可能性等もあると思います。
投稿: nakamura | 2009/08/10 10:53
##nakamura様 私が存じ上げているnakamura様かわかりませんが、コメント感謝です。ご指摘の通りだと思います。ありがとうございます。
投稿: kaits | 2009/08/10 23:49