とうとう、成立、改正労働基準法、残業割増率上昇
とうとう、労働基準法の改正が成立したようです。ただし、中小企業は一部除外ということです。ただでさえ、きつい状況ですから、これはきつい改正です。
月45時間まで 割増率25%以上
~月60時間まで 割増率は労使で決定
月60時間超 割増率は50%以上
ということです。ただし、中小企業は月60時間超については適用しないようです。という、この点が過去の新聞でも注目されている記事が多かったかと思います。しかし、
もう一点に注目。有給休暇を時間単位で取得できるようにする(労使での合意が必要)という点が出ていました。制度として、こうしたものが出来ること自体は歓迎(労働者からは)ですが、管理が煩雑になる可能性が高いですね。正社員もパートと同じような感じでの労働管理が必要になってきそうです。
この他の情報については、mikiさんのページもご覧下さい。
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» 最近の雇用ニュースより [働く人々~シブトクつよく明るくいきましょ]
師走、師走…忙しいですなぁ。そして夫も忙しいらしく、明日も出勤だとのこと^^; でも、忙しいというのはありがたいこと。
さて、最近気になった雇用に関するニュースを何点か。
「残業代割増率引き上げ 改正労基法が成立」
おおっ、ついに決まったか。2010年4月から、これまで一律25%以上だった残業割増率が、残業時間ごとに3段階で設定されることになる。月45時間までは25%以上、月45時間超-60時間までは25%より引き上げるよう労使で協議、月60時間超は50%以上。
…給与計算、複雑になりそ... [続きを読む]
こんにちは。
月60時間以上の残業というのは異常と言えば異常です。なるべく残業をしないように、という本来の趣旨が徹底的できればいいですね。
投稿: miki_renge | 2008/12/10 09:22
## mikiさん 全くその通り。60時間以上の残業を定常的にさせるようなら、もうひとりお雇いになった方が健全ですよね。
投稿: kaits | 2008/12/11 05:41