SOAが全てではない
最近、いろいろな雑誌でSOAが注目されていることが、がんがん出ています。なんだか、何でもかんでもSOAでやれば、うまくいくような風潮に聞こえてきだしているのは気のせいでしょうか。気のせいなら、いいのですが。
SOAを実現するためには、非常にお金がかかることは間違いないでしょう。もちろん、時間もかかりますから、ある意味、SOAをばっちりできれば、その結果できた製品は相当な競争力を持つことは考えられることです。そのひとつの良い例が、SalesForceでしょうからね。
一方、平易な情報システムでは、実際、あまりSOAチックでなくても十分であるものもあると思います。つまり、スクラップアンドビルドの方が早いということです。そう長い間使わないような仕組みについては、別にSOAである必要性もないかもしれません。
私の今のところの結論としては、「中小企業が小さな仕組みを選択する場合には、SOAである必要性はない。ただし、SOAを採用したSaaSのような仕組みを利用する側になることはある。」という感じです。
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