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2006/07/28

それはリアルではないでしょう。

オンラインゲームの中で流通するものやお金を本当の貨幣と交換する、リアルマネートレード(正確には違う定義だというご批判は甘んじてお受けします)。詐欺まがいで、以前から問題になっていましたが、今度はゲーム会社の元社員が不正アクセス禁止法で捕まったようです。

しかし、これで生計を立てるような人も出てきているそうですから、すごいですねぇ。実際には、自身がゲームをやることなく、プログラムにゲームをやらせてキャラクターを操作して、バーチャルマネーや武器などを取得しているそうです。で、それを売り買いすると。。。

いろいろ問題があるのでしょうが、個人的に思ったのは、「リアル」と「バーチャル」の世界に区別がつかなくなってしまう人が出てきているのではないかという不安です。以前、人生をリセットのように自殺をする人がいるという話をテレビで見たことがありますが、まさにそういうことがもっと起こってしまうのではないかという不安です。

需要と供給があれば、市場ができ、そこに経済活動が発生するというのは自然なこととはいえ、なんだか虚構の世界の中でそういう市場が現れて、動いていくというのは、やっぱり見えないからか、不安を感じますね。このゲームことでなくても、あまりにのめりこむのは良くないと思います。

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コメント

 虚構にのめり込み過ぎることの害や、現実と虚構の区別や境目を見失う人が出て来る危険ということに関しては、私もその通りだと思います。虚構体験を強烈にする技術が日々進歩している今の時代、そこでどう健全性を担保して行くのかという問題は、これから重要度を増すでしょうね。

 しかし、その問題は「リアル 対 バーチャル」という図式とはちょっと軸が違うと私は思っています。「バーチャル=虚構」では、決してありませんから。
 お金というのは元々「価値」を仮想化したものであって、リアルとバーチャルの境目に存在するものなんじゃないでしょうか。そこからさらに仮想的な価値を導出した様々なものに至っては、完全にバーチャルでしょう。デリバティブはもちろんのこと、ゴルフ会員権とか地域通貨とか、その他諸々。そこに「ゲーム内通貨」が加わることに、私はとくに違和感を感じないんですが、世間一般の感覚とは違うのでしょうか。
 例えばTSUTAYAのサービス券とか東京ディズニーランドのパスポートとかが金券ショップで売買されたりするのと、別段違わないように思うんですが。
 …まあ、強いて言えば「物理的な限界がない怖さ」というのはがありますが、それを言ったら商品先物取引とか…、ねえ。(笑)

## ユージさん いつもながら、鋭いご指摘、ありがとうございます。確かに、ゴルフの会員権など同じことが言えるのかもしれません。が、会員権とかは、やっぱり上限があるし、物理的な制限があるけど、RMTではある特定の一社が上限を設定しているかどうかわからない状態で、物理的な制限がないというところ、見えないというところに怖さを感じますね。うーん、よく説明できないけど、新しいものへの拒否反応とかもあるかも。

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