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2006/06/01

商店街の商品券は、客を呼び込めるか

都内のある商店街振興組合連合会が、7月から額面が支払金額より10%多い買い物が出来るようになっている商品券を発行するそうです。記念行事としてやるそうです。実は私の住んでいる市でも同じような商品券が存在します。毎年、結構人気があって売れることは売れるらしいです。

他のところで聞いた話では、「商品券を扱っている店舗が少ないから、買ったはいいけど、使えない」なんて声もあるようです。ポイントカード事業なんかも同じような話を聞きます。なぜでしょうか。

ひとつは、勘違いです。そういう特典があれば、店に来てくれるという幻想を抱いているということです。幻想は言い過ぎかもしれませんが、その商品券を使えば、商店街で10%多く買い物が出来るならば、お客は来るという風に考えているということです。実際、そうかというと、「買いたいものがない」などと言われてしまい、商品券を買って損をしたなどとまで考えられてしまう可能性だってあります。

もうひとつは、10%のプレミアをつけることで、10%多く買い物をしてくれるのではないかという誤解です。消費者は逆の考え方をすると思います。その商品券を使えば、10%安く買い物が出来ると(実際には10%ではないですが)、考えるでしょう。

結局のところ、マーケティングでいう4Pのうち、Promotionばかりに力を入れたところで、ProductやPrice、Placeなどが揃っていなければ、意味がないということですね。最近は、サービスも重要ですしね。

私の家のそばの商店街にある自転車屋さん、今でも忘れません。ブレーキに異音がするということで見せに行ったら、子犬を抱えたおばさんが出てきて、「そんなものはなおらないわよ。我慢して乗りなさい。」などとのたまう。その話を他の人にしたら、同じようなことがあったとのこと。誰があの店で自転車を買うのだろうか。商品券で10%儲けても絶対あの店では買わない。50%高くても他の店で買う。

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コメント

こんにちは!oratakiです。
もともと、量販店やスーパーなどと10%以上差がついている商品が多いですから余分に買えるからといって割り得感がありませんね。やはり欲しいものが置いてない、いろいろ選ぶ楽しさがないというところが問題でしょうかね。

こんにちは。同感です。自転車屋さんの話はひどいですね。自転車だって人の命を預かる乗り物です。こちらはブレーキが心配で相談しているのに、「我慢しなさい」では不安になるばかりですよね。しっかり調べた上で、「音は仕方ないですが、性能には影響ありません」くらい言ってくれれば、まだ納得するのに。

## oratakiさん コメント感謝です。割安感、少ないですよね。欲しいものが置いてない、まずい状況です。

## mikiさん 自転車やひどいでしょ。でもそういう店、結構ありますよね。どうやって生きているのか、不安になる店。

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