« 下請法違反がサービス業へ | トップページ | FireFoxのシェアアップ »

2005/11/16

にわかには信じがたい

このコラム、にわかには信じがたい。タイトルも「金のガチョウを殺すのか」、つまり、金の卵を産み続けているWindowsを殺して食ってしまうのかというような意味合いだ。

要は広告収入で収益を上げようとするモデルのようだが、可能性は未知だ。確かにネット関連企業の雄としてGoogleは広告で大きな収益を上げている。しかし、OSに広告(または広告の仕組み)が同梱されてくることに消費者は懸念を抱かないかと思ってしまう。

実際、やすければ気にしないという人もいるだろうが、私のように基本的にソフトウェアは製品であり、妥当な価格で購入すべきものである、と考えている人も少なくない。ただ、妥当な値段というのがいくらなのかというのは人によって違ってくる。開発費を基に値段を設定されたのではこちらもたまったものではない。

個人や中小企業にとって、今後、PCはさらにかけがえのないものになってくると思う。以前よりもずっと高機能で高パフォーマンスの製品が安価で入手できるようになっている今、そして今後、すぐには家電と同じレベルにならなくても、FAXや携帯電話と同じような感覚になる可能性は高い。

私たちは携帯電話やFAXを買っているが、あれは機器やソフトウェアを買っているというよりは、そのサービスを利用することを目的にしている。同じ意味で、私が正当な価格に対してお金を出して、ソフトウェアを購入しているのはソフトウェアそのものが欲しいのではなく、そのソフトウェアが提供するサービスを利用したいということに他ならない。

そういった観点から考えると、OSにお金を支払うのは私たちではなく、そのサービスを提供する人たちであり、それがそのサービスに上乗せされるのであれば、私は支払うと思う。ただし、この場合、広く薄く支払うことになるが、ちりも積もれば山となるで、過剰な支払になる可能性もある。この辺は考えなければならない課題でもある。

« 下請法違反がサービス業へ | トップページ | FireFoxのシェアアップ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 PCの利用シーンはこれから更に多様化して行くでしょうから、それぞれの場面と利用目的において、広告が入っていても問題ない場合と、それでは問題がある場合と、両方が当然に出て来るでしょう。
 なので、両方用意しておけば良いだけの話なのではないかと個人的には思います。ただ、一時期のOperaなんかはそういうビジネスモデルだったはずなのに、結局その後変更しているわけで、もしかすると現実には結構無理があるのかな、などという懸念もあります。

## ユージさん 現実と理想はちがったりしますよね。だからおもしろかったり、困ったりするんじゃないかな。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7323/7138197

この記事へのトラックバック一覧です: にわかには信じがたい:

« 下請法違反がサービス業へ | トップページ | FireFoxのシェアアップ »

最近のトラックバック