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2005/09/18

なぜそのパン屋は売れなくなったのか

天然酵母のパン「やまかわ」@府中を読んで考えてみました。そのパン屋が売れなくなっているのはなぜなのでしょうか。私は行ったことがありませんから、いろいろな創造(想像)レベルです。

いくつか、仮説を立ててみました。診断士的にはどうでしょうか。

仮説1:味が落ちた
天然酵母が話題になる→売れる→たくさんの人が来る→もっと売りたくなる→大量生産する→質が落ちてしまうことに目をつぶる→質が落ちる→しばらくは売れる→だが客は離れる→売れなくなる

仮説2:一過性のブームに乗っただけに終わった
天然酵母が話題になる→売れる→たくさんの人が来る→たくさんの人が買う→人々が飽きる(他の人との差別化要因がなくなる)→質は維持されているが、ブームが去って買わなくなる→売れ残る

仮説3:おごりがでた
天然酵母が話題になる→売れる→たくさんの人が来る→売れているという自負が生まれる→過剰になっておごりがでる→サービスの質が落ちる→客が敏感に反応する→客は離れる→売れなくなる

いずれにしても、たどりつくのは、「売れなくなる」です。このようなパン屋さんの場合、demiさんもおっしゃるように、

ほんとに飽きられて売上落ちているとしても、あれだけ焼き置きしていてはイメージ悪くなりませんか?

ということが重要でしょうから、売れなくなって物が残っている→大してうまくないんだろう→買わないという風になって、見込み客なども得られにくくなります。パンは一部のワインなどと違ってやはり「焼きたて」がもっともいいでしょう。さあ、この店を変えるにはどうしたらいいでしょうか。

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コメント

こんにちは!oratakiです。
ブログに対する診断というのも面白いですね。
売れ残りと客の敬遠というのはニワトリタマゴに似たところがありますが小生の推論は仮説2+αです。

天然酵母商品には詳しくありませんが、健康志向ということで味はある程度許容されるのではないでしょうか。日本人特有のブームに加えてその波の高さを測り間違えた生産計画にあるように思えます。

飢餓感の創出も必要ではないでしょうか。

## oratakiさん

正直、なぜかはわかりませんが、こうした仮説検証というのも我々には大切な仕事ですよね。

消費者としての私の小言に、診断士的に仮説を立てていただき、ありがとうございます。
この店は純粋なパン屋ではなく、飲食店の脇に併設されたパン売り場なんです。同じ府中市内にある「あこべる」というパン屋のパンであることは明らかで、同じものを隣の飲食店の方で焼いて売っています。パンはすごくおいしいので、今の売り方で失敗してほしくないと願っています。
実際にパンを作っている店ではないので、“焼きたて”を売りにするしかないと思うのですが。
この「やまかわ」と「あこべる」の詳しい関係は知りませんが、「あこべる」側が、「やまかわ」の売り方について、どれだけ関わっているのかが知りたいところです。
「あこべる」は、3月までは「あこ庵」という多摩市にある有名店の支店でした。4月に府中店が独立して「あこべる」と名前を変えたのですが、そのお知らせが「あこ庵」のホームページ上でほんの1~2週間ほどあっただけで、現在は全く紹介されていないことが不可解です。独立に際し、なにかゴタゴタでもあったのかな?と心配しています。

## demiさん

コメント感謝です。強みは、“うまいパン”なのに、それを消してしまう“焼きたてでないパン”を売ってしまっているということは良くわかります。

もう少し調べるとなんだか2次試験の事例にでもなりそうな雰囲気です(^-^)

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