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2005/04/27

中小企業のM&A

日経情報ストラテジーの南出先生のコラムに触発されてコメントです。いつも面白い視点で、コラムが書かれていてためになるものです。

今回は、中小企業の社長から自分の会社を売却するかどうかという相談でした。南出先生は、ある会社がM&Aで企業を買ったが、頭脳が流出して失敗した事例を挙げて、この社長へ再考を促しています。最もな意見だと思います。

大企業が大企業を買収・合併する場合にはあまり大きな問題になりませんが、中小企業の場合には経営トップが変わる、ましてや買収という形でオーナー社長だった人が代わるとなると激変です。従業員も腰が引けて、しまいにはやめる人も多数出てくるでしょう。

思うに、中小企業はコーポレートガバナンスがオーナー社長にあり、またオーナー社長と人生、生活をともにしてきた従業員は、昔ながらの“従業員主権”を持っていると思われます。株主はオーナー社長ですから、一般で言うコーポレートガバナンスも通用しない(?)のでしょう。

そうなるとやっぱり話は大変ですね。中小企業が実際に自社を売却するのなら、従業員の同意を得ておくのがいいのではないでしょうかね。もちろん、同意が得られない場合には、後継者を探さなければなりません。もしくは、従業員から経営者を選ぶなどの対策が要るんでしょう。

「人の心は金で買えない」

当たり前のことですが、企業を企業としてとらえるとそのことを忘れがちになるかも知れません。企業も“法人”という人だという風に考えれば変わるかな?

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

kaitsさん。ども。いつもお世話になってます。
「人の心は金で買えない」・・・たしかに、それは言えますよね。受け入れられるがどうかが大きなファクターです。

中小企業の実態をあまりしらない私がとやかく言えるテーマでもないのですが、企業を売却するか否かの判断材料は、その売却により、企業価値をひきあげられるものなのかどうか、ってことですよね。

それも短期的な展望よりは、長期的なものであれば、いいですよね。従業員への影響を考える義務が経営者に対しては、きっとあるはずだけど、身売りは社員と話合ってきめるべきものなのかどうか、ちょっと微妙な気がします。意思決定はした上での確認・同意ではないかと思いました。

gochiefさん コメント感謝です
買う方も実際、従業員(特に製造業の場合、ベテランの技能を持った人たち)が流出すると企業価値が一気に下がります。そういう意味で、中小企業の場合、苦楽をともにしてきた従業員が辞める可能性が高い売却はするべきではないという考えを持ちました。

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