ASPモデルが復活
アメリカではASPモデルが復活しているそうだ。ただし、今までのASPとは違うらしい。「ホスティングアプリケーション」。
以前からセールスフォースドットコムのCRMは定評があったが、コンサルティングをうまくすることによって、単純なASPでない形で販売しているらしい。カスタマイズ、機能の統合、コンサルティング等を提供しているようだ。
ASPは元々、初期投資不要(または少額)、月々の支払が安い、バージョンアップやパッチなどもやってもらえた上に、高額なライセンス料も不要というメリットが強調されてきた。でも、一方では機能が硬直化していたり、カスタマイズは一切受け付けなかったり、利用者数が増えると意外と高額だったりとデメリットも指摘されてきた。
これは価格を安くするために、統一的なソフトウェアを提供する必要があったからだと思われる。実は、安すぎたのではないか。そんなに安くしなくても、導入する企業はあるのではないだろうか。
さらに、ASPはIBMなどが提唱するオンデマンドビジネスとしては、優れたビジネスモデルとも言える。硬直化したソフトウェアをサービスとして提供するという考え方から、顧客が必要なソフトウェアをソリューションとして提供する(それもネットワークを通して、顧客の負担を軽くしながら)という考え方に変わったとすれば、変化だ。
それをホスティングアプリケーションと呼ぶらしい。
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